映画『恋は雨上がりのように』の“年の差さん”限定試写会が17日、東京都内で行われ、出演者の小松菜奈と大泉洋が登場した。
本作は、高校2年生のあきら(小松)が、45歳バツイチ子持ちのファミレス店長・近藤(大泉)に片思いをする物語。試写会には、あきらと近藤店長の「28歳の年の差」の設定にちなみ、10歳以上歳の離れた友達、カップル、夫婦などが集結した。
実際は23歳差という2人。大泉に対して「歳の差のギャップを感じたことはあったか?」と聞かれた小松は「一回も無い」と答えたが、これに大泉は、「無きゃないで、それも問題。23歳差あるわけだから、『大泉さんはやっぱり大人でした』という感想もあってしかるべき」とやや不満げ。しかしすぐに「分かるよ。僕もヤングなところがあるからね」と気を取り直した。
「年の差ギャップクイズ」と題した企画では、「相手のことを、子どもっぽいなと思う瞬間がある」という質問に、小松が「ノー」と答えたのに対し、大泉は「これでイエスと言われたらイラッとしますから」。大泉自身は「イエス」を挙げ「(小松の)テンションが上がると意味なく走るところ。大人は絶対に無駄に体力を使いませんから」としたり顔で語った。続けて「体力の差を感じるか」と尋ねられた小松はおそるおそる「イエス」と回答し、「『疲れた』とは言わないけど、顔が疲れてる時がある」と指摘。これには大泉も「一番痛々しいパターン。言ってないのにバレてるなんて!」と悲鳴を上げた。
極めつけは「相手の話がよく分からない瞬間がある」という質問に、小松が「イエス」と答えた瞬間。大泉が「一体いつのことか?」と詰め寄ると、小松は「大泉さんが昔の番組のことを話された時、とてもうれしそうにされているので、『わからないです』と言い出せなくて…」と告白。大泉は「めちゃくちゃ気を使わせているじゃないですか!『菜奈ちゃんと話が合う』と言っていた自分が恥ずかしい…」と肩を落としていた。
映画は5月25日から公開。