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 NHKで好評放送中の連続テレビ小説「おむすび」。ヒロイン・米田結(橋本環奈)の母親・愛子を演じるのは本作が初の朝ドラ出演となる麻生久美子。麻生からのオフィシャルコメントが到着した。


-出演が決まったときの気持ちは?


 いつかは朝ドラに出演できたらという思いがあったのですごくうれしかったです。でも、いまだに信じられない気持ちもあって(笑)


 撮影が始まってもなかなか実感できずにいたのですが、放送が始まるとお友達からたくさん連絡をもらったり、感想を伝えてくれる人もいたりで、だんだんと現実なんだなと思えるようになってきました。若い頃はヒロインができたらいいなと思っていた頃もたぶんあったんですけど、いつの間にか年齢を重ねて、初めて朝ドラに出演させていただくのがヒロインの母親役ということで。


 この年齢まで仕事を続けられてきたこととか、いろんな思いが頭を巡りました。それに、母親からも珍しく「おめでとう」って連絡が来て、やっぱり朝ドラの影響力ってすごいんだなって思ってます。


-演じる役・愛子について


 すごく魅力的な女性だと思います。愛子さんはすごく理解があるというか、どっしり構えていて、どこか達観しているようなお母さん。


 元ヤンキーで、若い頃にはいろいろ苦労もあった人だからこそ、子どもたちへの接し方には自分なりの思いがあると思っています。


 子どもたちが心配じゃないわけではなくて、すごく信じる力の強い人だと思います。


-ハギャレンメンバーとのシーンについて


 実はそんなにハギャレンメンバーの子たちとは一緒に撮影してるシーンは多くないんです。でも、みんなが現場にいるときはとてもにぎやかで華やかで、一気にエネルギーあふれる現場になりますね。


 ハギャレンの子たちはギャルマインドがあって良い子たちで可愛いです。私が若い頃はギャル全盛期の時代だったので、私もギャルをやっておけばよかったなと今になって思います。


-視聴者へのメッセージと今後の見どころ


 みなさんには、もう本当にお好きなように見ていただきたいです。でも、見るとすごく元気になってもらえると思うんです。心に栄養を届けられる、おばあちゃんのおむすびのような作品なので、楽しんでいただけたらうれしいです。


 家族のシーンもすごくいい雰囲気で、おじいちゃんも面白いし、おばあちゃんのツッコミも最高です。私も、元ヤンらしいシーンが出てきますので、是非楽しみにしてほしいです。