まだまだ続きます。次のくくりは「黒澤Pくくり」!ウレぴあ総研でもおなじみの、栃木県のご当地アイドル「とちおとめ25」と全レッスン公開型アイドル「フラップガールズスクール」の二組です。

二組とも、名曲『いちごパフェ』などで知られる音楽家、黒澤直也氏のプロデュースという共通点が。そして、それぞれ約1年ぶりの取材と、かなりお久しぶりなのも共通です。メンバーの移り変わりなど、大きな変化のあった二組。久しぶりにじっくり見てきました!

 
 

18:とちおとめ25

 
 

まずは、何度となくレポートしている「とちおとめ25」。このグループにとって大きな変化は、絶対的エースだったくるみちゃんが卒業したこと。大きな存在感があったメンバーだったので、なんだか信じられないような感覚がありました。そして、横丁一番地に立つメンバーたち、その中にはくるみちゃんの姿はない…。でも、ライブが始まると、そこにいるのは間違いなくとちおとめ25なんです。なんだか、目頭が熱くなってしまいました。

もちろん、リーダーあいちゃんに、サブリーダーのやよいちゃん(髪を切って超イケメン!)、えりちゃん&かりんちゃんという初期からとちおとめを支えたメンバーがいる、という点も大きいと思います。でも同時に、新しく入ったメンバーが、完全にとちおとめ25の世界を理解して表現しているんですよ。去年11月の佐野市で見て衝撃を受けた美少女ももかちゃん、そしてくるみちゃんとLinQゆうみんを思い出すきらりちゃん…。まだ練習生の二人も、しっかりととちおとめ25の歴史を受け継いでいました。

もう一つ書いておきたいのは、ファンの皆さんの熱さです。赤いTシャツを着たとちおとめファンの熱さは感動的でした!みんなの愛情があるからこそ、新しいメンバーたちもしっかりと育っていくことが出来るのでしょう。メンバーの入れ替わりなどがあっても、これからも末永く栃木を盛り上げるアイドルであってほしいです。なんて、感傷的なことを書いてますが、楽曲の楽しさもあいまって、ステージは本当に楽しかったですよ!

 

 
 

19:フラップガールズスクール

 
 

そしてもう一組。2012年に何度か特集した「フラップガールズスクール」のステージにも胸が熱くなりました。実は2012年のアイドル横丁夏祭りで、黒澤プロデューサーに「これが今度結成したグループのメンバーなんですよ」と、現リーダーの青山さんを紹介していただいてご挨拶したのが、フラップとの初遭遇だったんです。横丁夏祭り2013では、「一番大きなステージ、横丁三番地に立ちたいです!」と宣言。今年、横丁三番地に立った彼女たちは、まさしく有言実行した、ということになります。

ただ、ここに来るまでも平坦な道のりではありませんでした。初期メンバーのうち、残っているのが青山さんと高野さんの二人。個人的には近藤まゆたんや佐藤まいまいが卒業してしまったことが、本当に切なかったり…。でも、二期生として頑張り続けている横山みらんらんは、落ち着きすら感じさせます。道江さっちゃんも、いまや金髪長身の美女という印象に。そして現在のフラップを作っている新しいメンバーの二人、佐藤ゆかっぴと坂本マリアンさんはエネルギー全開!1年前のフラップとは全く違うグループです。でも、これが今のフラップ!そして、間違いなく進化しているんです。

ずっとフラップには、パフォーマンスが一生懸命すぎるがゆえに、あまりにも必死になっているように見えてしまう、という点でした。ただ、そこも特徴だったのですが、現在のフラップは、どこかで表情をコントロールする余裕が出来ています。レッスンを人前でやっていく、という難しい環境ながら、よくぞここまで育ったと思います。育て挙げてきた黒澤Pはじめスタッフの皆さんにも最敬礼。新曲『面舵イッパイ!』は底抜けに明るくて素晴らしい曲。多くの人に届いてほしい!