写真右の男性に話を聞きました。
  

年齢とは反比例するかのように、徐々にボリュームダウンしていく髪の毛。「もっとフサフサしていたのに」「最近髪にハリがなくなった」「抜け毛が増えた気がする」など、髪の毛に関して何らかの悩みを抱える男性は少なくないはず。

メディアではAGAや育毛剤、洗髪料など様々な「対策」が紹介されています。とはいえ本当に悩みにアプローチしてくれるのか、自分にはどれが合っているのか…施術や製品を見るだけでは、なかなか判断しづらいですよね。

そこで今回は、実際にとある「パウダー」を使って育毛活動に取り組み、写真のように見事元気な髪の毛を取り戻した男性に裏話と、実際の効果についてズバリ話を伺いました。

忙しさがたたり…30代半ばで薄毛に

「髪の毛には遺伝も大きく関係しています。薄毛の父を見て育ってきたので、自分もいつかは“来る”だろうなと覚悟はしていましたが…」と話すのは、塗るビタミンCパウダー「VitabridC(ビタブリッドC)」を展開する株式会社ビタブリッド ジャパン・山本高太郎代表(39歳)。

インタビューに応じてくれた、山本高太郎さん

1999年に社会人デビューし、IT企業や金融系の事業会社などで働いてきました。M&Aや投資に携わるようになってからは、欧米で長くホテル暮らしをしていた時期があったのだそう。当時山本さんは30代前半でした。

「1年間に200〜230日ほど、ホテルで暮らす生活でした。それが1年半ほど続いたんです。サッと口にできる脂っこいものばかり食べていたので、食生活はかなり乱れていたと思います。その時期に抱えた様々なストレスも、後の薄毛に影響したのかも知れませんね」と苦笑します。

その後は金融関連企業、PR会社を経て現在に至る山本さんですが、4〜5年前、髪の毛に関するひとつの“事件”がありました。

抜毛が気になりだした、34歳前後の頃

「34歳前後の頃、家族から『ちょっと(髪の毛が)薄くなった?』と指摘されたんです。頭頂部から来る家系なので、私自身は気づいていませんでした。自分の頭のてっぺんなんて、普通は意識しないですからね」

「薄くなるだろう」と予想はしていたものの、当然嬉しくはなかったと山本さんは振り返ります。しかし、AGAに通ったり、育毛剤を使ったりと積極的に育毛活動に励むことはありませんでした。