~議員との意見交換を通し、福祉分野での課題意識の醸成を図る~
文京学院大学(学長:福井勉)は、ふじみ野市議会との連携協定の一環として、11月7日(木)に議会報告会及び意見交換会を実施します。当日は、生活・福祉常任委員会の議員7名が、ひきこもり支援や貧困支援をテーマに福祉分野を専攻している文京学院大学人間学部人間福祉学科中島修教授ゼミの学生と意見交換を行います。
議会報告会及び意見交換会実施目的
議会報告会及び意見交換会の実施によって、学生自身にとっては、最も身近な政治活動への関心を高めるきっかけとなること、社会人(議員)との交流を通じて大学での学びを実践的観点から深める機会になることが期待されます。一方、議会にとっても、福祉分野での課題意識及び必要施策の認識の醸成および深化につながること、学生・市民目線での政策の形成・提案に繋がることなどの効果が期待されます。双方にとって学びを深める好機となっています。
これまでのふじみ野市議会と本学の経緯
本学とふじみ野市議会は、令和3年5月に人材の交流及び育成、大学図書館と議会図書室との相互利用、市議会の政策形成に関して連携協定を締結しました。連携協定後、本学教授による地域福祉に関する講演や本学ふじみ野キャンパス図書館利用等をとおして交流を実施してきましたが、新型コロナウイルス感染症の影響もあり人材交流や政策形成の実施が難しい状況となっていました。
今回は、市政における児童・高齢・障がい福祉のほか、生活支援、保健医療等の分野を所管する市議会の生活・福祉常任委員会より、交流事業(議会報告会及び意見交換会)の提案をいただき、実施にいたりました。
議会報告会と意見交換会実施内容
実施日時 :令和6年11月7日(木)14:30~16:30
場所 :文京学院大学ふじみ野キャンパス
参加学生 :中島修教授ゼミ生14人
参加議員 :生活・福祉常任委員会委員長 原田雄一議員
同副委員長 足立志津子議員
同委員 古越孝子議員
同委員 鈴木美恵議員
同委員 板倉篤議員
同委員 鈴木啓太郎議員
同委員 小林憲人議員
議会報告会:1.市議会の役割の説明
(10分) 2.定例会の報告
意見交換会:子どもへの福祉支援をテーマにグループワーク
(60分) 1.ひきこもり支援
2.貧困支援
発表 :グループワークの内容を参加者と共有
中島修 人間学部人間福祉学科長・教授プロフィール
本学人間学部人間福祉学科長・教授。2024年に厚生労働省が創設した「民生委員の選任要件に関する検討会」の座長を務めています。地域福祉、コミュニティソーシャルワーク、福祉教育、権利擁護、災害支援、生活困窮者支援を専門とし、NHKラジオをはじめ、多数のメディアに出演しています。
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