~あらゆる人が旅行を楽しむユニバーサルツーリズム機運高まる:いち早くアクセシブルな環境整備に取り組み、館内移動だけでなく温泉や周辺観光地へも一層訪れやすく~
新潟県長岡市にある、えちご川口温泉を楽しめる宿泊施設「ホテルサンローラ」(総支配人:水落直樹、運営:株式会社ノブサーズ)は2024年11月1日(金)より、WHILL株式会社(本社:東京都品川区、以下「WHILL社」)が開発・販売する、免許不要で自身で操作する近距離モビリティWHILL(ウィル)のレンタル付き宿泊プランを期間限定で販売開始することを発表いたします。
高齢化や旺盛なインバウンドを背景とする旅行需要やユニバーサルツーリズム機運の高まりを受け、ホテルを運営するノブザーズ社では、県内でもいち早くバリアフリー観光推進部を新設するなど、あらゆる人にとって快適な宿泊環境づくりに注力しています。冬休みや年末年始の旅行シーズンに向けて誰もが気兼ねなく移動できる環境を整えることで、ホテル館内だけでなく周辺観光地へも足を運んでいただきやすくなり、一層快適な滞在体験を提供します。
ユニバーサルツーリズムは年齢や障害の有無にかかわらず誰もが気兼ねなく楽しめることを目指して設計され、その市場規模は現在、国内3,000万人とされます(注1)。移動やアクセシビリティ環境不十分などの理由から旅行を躊躇う方も多く、年間の旅行回数も少ない傾向にある中、こうした不便が解消された場合の潜在的市場規模は1.5倍の4,200万人程度に拡大し、2035年まで伸び続けると試算されます(注2)。法改正に伴う「合理的配慮の義務化」や旺盛なインバウンド需要も相まって、旅行/観光業界における環境整備の機運が高まり、快適な移動サービス含む対応が活発化しています。
今回採用された「WHILL Model C2」は、前輪のオムニホイールによる高い走破性と走行安定性、その場で旋回できる小回り性に優れたプレミアムモデルです。走行時の揺れを吸収するサスペンションの搭載により、長時間乗っていても疲れにくいことも特徴です。足腰の衰えや一時的な怪我などで長時間の歩行に不安がある方や車椅子を押すご家族などが、周囲に気兼ねなくそれぞれのペースで移動できるほか、工具なしで機体を3分割できるため、ウィルを車載して行った先での観光を楽しむことができます。ホテル館内や隣接する温泉施設「川口温泉リゾート」のほか、日本三大渓谷の清津峡や博物館など、滞在中に広範に観光を楽しめる機会を創出します。
■WHILLモビリティサービスについて
安心安全設計の近距離モビリティを施設内外に導入できる法人向けサービスです。保険/メンテナンス・機体管理システムをパッケージ化することで、運営者様の導入負担を軽減するとともに、導入先の環境にも柔軟に対応した体制を整えています。導入法人側は安心快適に機体管理や安定運用ができ、お客様の滞在体験を向上できます。
詳細:https://whill.inc/jp/mobility-service/how-it-works/onsite-fleet-service
フォームでの問い合わせ:https://whill.inc/jp/mobility-service/contact
■ウィル付き宿泊プラン 概要
<ホテルサンローラについて>
越後三山や平野大河の絶景を望むことができるリゾートホテル。源泉かけ流しのえちご川口温泉に浸かり、大自然を五感で堪能しながら、心身を癒すことができます。地元の食材を活かしたレストラン、大展望カフェスペースも備え、中越地方の観光・周遊拠点として、老若男女や障害の有無に関わらず皆様にご利用いただいています。
<WHILL社について>
WHILL社は、2012年5月に日本で創業し、「すべての人の移動を楽しくスマートにする」をミッションとして、30以上の国と地域で近距離移動のプロダクトとサービスを展開しています。主な事業は、高いデザイン性や操作性などが特徴の近距離モビリティ ウィルの開発・販売、およびウィルを活用して気軽な移動体験を提供するモビリティサービス(法人レンタル/自動運転)です。WHILL社は2事業を柱に、近距離の中でも、他の移動手段では行けなかった、歩行領域(歩道・屋内外)の移動をカバーすることで、誰もがどんな場所にもつながる世界を構築します。
注1:観光庁「ユニバーサルツーリズムに関する調査業務」(2023年3月)
注2:独立行政法人経済産業研究所「旅行者としての高齢者、障がい者の潜在力:ユニバーサルツーリズム市場規模の推計」
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
関連記事