グルメから、トーマスSL撮影スポット、アクティビティ、お土産、宿泊まで。「この夏休みは、トーマスSLを見に行こう!」と計画している、お父さん、お母さんのために、大井川流域(榛原郡川根本町、島田市川根町)の厳選おすすめスポットを紹介します。
南アルプスユネスコエコパークの構成地域にもなっている川根本町
大井川鐵道の「きかんしゃトーマス」SLが、大フィーバーしています。7月の海の日連休の千頭駅は、河原に作られた臨時駐車場から、駅まで、行列ができていたほど。
でも、せっかく何時間もかけて、貴重な自然をかかえる大井川・川根本町まで来たのに、トーマスSLやトーマスフェアだけを見て帰るのは、もったいないですよね。
そこで今回は、グルメから、トーマスSL撮影スポット、アクティビティ、お土産、宿泊まで、大井川流域(榛原郡川根本町、島田市川根町)の魅力がたっぷり味わえる、厳選おすすめスポットを紹介します。
何を隠そう私は、小学生の頃から20年以上、毎年のようにキャンプで通い詰めている、大井川大好きライターなんですよ。
おまけに今回は、『川根本町エコツーリズムネットワーク』でカヤックのガイドをつとめ、川根本町まちづくり観光協会の理事でもある、芦沢哲也さんにもアドバイスをいただきながら、あらためて現地取材してきました!
1. 古駅舎を改築したカフェ「ひぐらし」からトーマスを見る!
旅行の大きな楽しみと言えば、グルメ。「また来たいと思うような、おすすめ飲食店はありませんか?」と芦沢さんに聞いて、紹介してもらったのが、川根温泉笹間渡駅のカフェ「ひぐらし」。
「ひぐらし」は、川根温泉笹間渡駅の駅舎を改築して作られているので、なんと、すぐ目の前が、駅のホームです。
もちろん、SLや、トーマスSLも、店内から見ることができてしまいます。撮影したい方は、店を出ればすぐに撮影スポットという便利さです。
「ひぐらし」さんのウリは、川根茶の「寿園」さんが自社開発した炭火焙煎機を使った、川根炭火焼コーヒー。すっきりとまろやかな味わいが特徴で、とてもリラックスできました。
また、その日に焼いたパンを使ったトーストサンドや、手作りピザも好評だそう。
私と子どもたちは、ハムとチーズのトーストサンドをいただきましたが、「うまい!」の一言。焼きたてパンの香ばしさや、甘みが、たまりません。
飲食をしに来るだけでも、間違いなく価値があるカフェです。
店内は太陽光が差し込み、明るい雰囲気。さりげなく置かれた小物たちが可愛らしく、子どもたちが遊べるようなモノもたくさんありました。
あまりに居心地がいいので、次の取材の予定があるにもかかわらず、1時間半ものんびり滞在してしまったほど。