終戦80年の節目を目前に、戦争非体験世代の視点から地域に残る戦争の記憶を後世に繋ぐ 日時:2024年11月23日(土・祝)13時-16時/集合場所:福岡中央公園

 文京学院大学(学長:福井勉)まちづくり研究センターふじみ野は、ふじみ野市と共催でふじみ野市内にある「東京第一陸軍造兵廠川越製造所(通称火工廠)」の跡地をめぐり、戦争の記憶を辿るまちあるき企画「記憶をつなぐまちあるき~あの日 あの頃に出会い直す~」を2024年11月23日(土・祝)に開催することをお知らせします。


「記憶をつなぐまちあるき~あの日 あの頃に出会い直す~」について



 ふじみ野市内には、昭和12年から昭和20年(1937~1945)の間、「東京第一陸軍造兵廠川越製造所(火工廠)」という戦争で使用する爆弾や銃弾などをつくる工場がありました。その敷地は約55万平方メートル 、東京ドーム約12個分と広く、現在その跡地は、市役所や上野台小学校、福岡中学校、福岡中央公園、住宅、民間企業などになっています。
 来年2025年は、戦後80年の節目の年です。本企画は、戦争を知る世代が高齢化していく中で、戦争を知らない若い世代が、改めて戦争の歴史や、かつて市内に存在した火工廠に出会い直し、その地にあった「銃後」の記憶を未来へつなぎ、平和について考える機会となることを目的としています。
 当日は、火工廠跡地である、福岡中央公園や福岡中学校周辺などを歩きながら、昭和初期の上福岡について学びます。また、上福岡歴史民俗資料館に展示中の造兵廠全体模型と資料を見学します。ガイドは、文京学院大学まちづくり研究センター学生研究員と火工廠語り継ぐ会熊谷洋興氏とともに、一部本学人間学部の学生も担当します。なお、雨天の場合は、上福岡歴史民俗資料館にて展示見学及び造兵廠について解説を行います。

 今回の企画・立案については、文京学院大学まちづくり研究センターふじみ野の郊外論プロジェクトの一環として、本学人間学部の学生が担当し、戦争非体験者である若い世代の視点を通して、自分たちの言葉や表現で、戦争の遺跡・記憶を後世につなげていくことを目指します。試みの一つとして、勤労動員体験者への追加取材をしながら、いまだに身近に残る戦争の記憶を、映像を通して表現することに挑戦します。

「記憶をつなぐまちあるき~あの日 あの頃に出会い直す~」概要



日時  :2024年11月23日(土・祝)午後1時~4時
集合場所:福岡中央公園(交番横に集合)
定員  :10名(申込順) ※小学校以下は保護者同伴
その他 :小雨決行
     ※雨天により内容を変更する場合は当日午前8時までに
      連絡します
申込方法:下記URLよりお申込みください
     https://forms.office.com/r/pfwUnmCn1s
お問合せ:文京学院大学まちづくり研究センターふじみ野
     (049-261-7859)


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