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 ドラマ「嘘解きレトリック」(フジテレビ系)の第7話が、18日に放送された。


 鈴鹿央士と松本穂香の共演で、都戸利津氏の人気コミックを実写ドラマ化した本作は、昭和初期を舞台に、貧乏探偵と人のうそが聞き分けられる奇妙な能力者が活躍するレトロミステリー。(*以下、ネタバレあり)


 左右馬(鈴鹿)と鹿乃子(松本)が「くら田」で昼飯を食べていると、三十三番街で発生した強盗殺人事件を担当している端崎(味方良介)がやってくる。端崎の話を聞いた達造(大倉孝二)が三十三番街の裏には“幽霊屋敷”があると反応する。その屋敷では10年前に住んでいた足立画伯が妻を殺害して行方不明になり、妻の幽霊が出るといううわさがあった。


 そんな中、ヨシ江(磯山さやか)が病院にショールを忘れたことに気付く。鹿乃子は「いつもただでご飯を食べさせてもらっているので」と病院に取りに行くことを申し出た。それを聞いた達造が夕食の具材を追加すると言うと、左右馬も同行する。


 左右馬と鹿乃子が病院でショールを受け取ると、何やら病室が騒がしい。病室では「カフェーローズ」で働く女給のリリー(村川絵梨)が男(黒羽麻璃央)を厳しく問い詰めていた。


 放送終了後、SNS上には、「今週はホラー方向だったが、相変わらず面白かった。人がすることの方が幽霊よりも怖い」「ホラーも控えめで鮮やかなレトロ衣装もすてき。インパクトは弱いがほのぼのと見られて主演の2人がかわいいのでそれでよし」「今回は最初ホッコリから、ホラー的な話になってドキドキしながら目が離せなかった」「登場人物の思惑が絡み合っているので、どこでうそをついているのかを見逃さないように気をつけている」「前回は横溝正史風、今回は江戸川乱歩風だった」などのコメントが上がった。


 また、「遺体を鹿乃子ちゃんに見せないようにする先生がドラマでも描かれていてうれしかった」「2人がいちゃこらしてるのがかわいい」「坂東希の美しくも不気味な怪演が光った」「足立画伯の肖像画って北村一輝さん?」などの声もあった。


 そのほか、「『金麦』×『嘘解きレトリック』のコラボCM『くら田夫婦の日常』がよかった」「べらんめえ調の江戸っ子大将とはんなり関西弁の女将さんのなれそめを教えてはいただけないだろうか」といったコメントもあった。

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