12月11日~13日 ワークショップ、コンペティション、テイスティングイベント、ネットワーキングイベントなどを同時開催
トルコの紅茶文化100周年と日トルコ外交関係樹立100周年を記念して、イースタン・ブラック・シー・エクスポーターズ・アソシエーション(DKİB)はトルコ紅茶の豊かな伝統、独自の魅力、そしてトルコ紅茶の特別な風味を紹介するイベントを12月11日(水)~13日(金)まで開催します。本イベントは、日本の皆様にトルコの誇るべき文化遺産を体験していただき、両国の文化的な絆を一層深めることを目指しています。トルコ紅茶の魅力を直接体験し、その深い歴史と伝統に触れる貴重な機会をご提供します。
ターキッシュティー イスタンブール
ターキッシュティーは、トルコの社会と文化において特別な存在で、単なる飲み物にとどまらず、繋がりやおもてなし、日常生活の象徴として広く浸透しています。特に2022年には、「トルコの紅茶文化:アイデンティティ、おもてなし、社会的交流の象徴」としてユネスコ無形文化遺産リストに登録され、さらにその価値が認知されました。朝の一杯から、忙しい日常の中でのひとときまで、チューリップ型のグラスに注がれた熱い紅茶の蒸気は、トルコ社会を繋ぎあわせる目に見えない絆となっています。
トルコ、特に東黒海地域の紅茶産業は、100年にわたって成長を続け、独自の風味と伝統を持つ世界有数の生産地となりました。今年の100周年記念イベントでは、ターキッシュティーの長い歴史とこれまでの歩みを祝うとともに、その価値ある文化を世界に広めることを目指しています。
日本紅茶協会(JTA)協力のもと、トルコのティーマスターによるワークショップ、コンペティション、そして一般向けのテイスティングイベントなどが行われます。これらのイベントは、日本の紅茶愛好家や業界関係者、一般の方々にターキッシュティーを直接体験していただく絶好の機会です。参加者は、伝統的なダブルティーポットによる淹れ方を学び、バクラヴァやロクムなどのトルコの伝統的なスイーツとともにターキッシュティーを楽しむことができます。
これらのイベントを通じて、イースタン・ブラック・シー・エクスポーターズ・アソシエーション(DKİB)は日本におけるターキッシュティーの確固たる地位を築き、トルコと日本の深い外交的・文化的な絆を象徴する架け橋となることを目指します。この取り組みは、日本の洗練された紅茶市場におけるターキッシュティーの地位向上を図るとともに、両国が共有する伝統と品質という共通の価値を称えるものです。ターキッシュティーをより多くの人々に紹介することで、DKİBはトルコと日本の歴史的および文化的な繋がりを一層強化することを目指しています。
伝統的なターキッシュティーのダブルティーポット(ティーセット)
【イベント開催の目的】
文化交流の促進と日本におけるターキッシュティー・インストラクターの輩出
本イベントの目的は、ターキッシュティーの独自の特徴や淹れ方、文化的意義、そして豊かな風味を参加者に紹介し、文化交流を促進することです。本プログラムでは、日本の紅茶専門家や愛好家に対して、ターキッシュティーの伝統的な淹れ方に関するトレーニングを行い、ターキッシュティー・インストラクターを養成します。これにより、ターキッシュティーへの理解が深まるとともに、日本国内での普及と発展が期待されます。最終的には、日本の紅茶市場におけるターキッシュティーの確固たる地位を築くことを目指しています。
これらの目標を達成するため、一般の方々向けにも、トルコの紅茶文化を直接体験できるイベントを開催します。参加者は、ターキッシュティーマスターによる伝統的なターキッシュティーの淹れ方の実演を見学し、その特徴的な風味を堪能できます。また、ターキッシュティーとともに、バクラヴァやロクム、ドライフルーツなど、相性抜群のトルコの美味しいお菓子もお楽しみいただけます。この体験を通じて、トルコの豊かな食文化と伝統を日本の皆様に紹介することを目指しています。
トルコの茶畑
【イベント概要】
第1日目 ターキッシュティーマスターへの道
初日は、日本のティーインストラクター向けにターキッシュティーの淹れ方を学ぶワークショップを開催します。3人の経験豊富なターキッシュティーマスターの指導のもと、伝統的なダブルティーポットを使用した淹れ方や、チューリップ型のグラスでの提供方法など、基本的な技術を学びます。さらに、ターキッシュティーの歴史や特徴、東黒海地域の気候がもたらす恩恵(農薬を使用しない栽培方法など)についても、理解を深めてもらいます。
ワークショップの最後には、ターキッシュティーの歴史と歩みを称え、トルコの紅茶文化100周年を祝う記念セレモニーが行われます。
日時:2024年12月11日(水)9:30~17:00
場所:八芳園 1階「ニュイ」
第2日目 マスターズ・デュエル:ターキッシュティーの美学
日本とトルコのティーマスターによる、ターキッシュティーの淹れ方を競うコンペティションが開催されます。競技者には、ターキッシュティーを淹れる際の正確さが求められ、審査基準には水温、茶葉と水の比率、抽出時間などが含まれます。審査は両国の専門家によって行われ、また、伝統的なチューリップ型グラスの使用や、バクラヴァやトルコ菓子の添え方にも評価が与えられます。このイベントは、技術と文化が一体となった貴重な交流の場となることでしょう。
日時:2024年12月12日(木)13:00~18:00
場所:八芳園 1階「ニュイ」
第3日目 トルコを味わう ~トルコの紅茶文化で、あたたかなひとときを~
一日限りのテイスティングイベントは、一般の方々を対象に、トルコの紅茶文化を直接体験できる貴重な機会です。会場となるカフェでは、ターキッシュティーの風味やその文化的背景について、参加者からのご意見を伺いながら、より深く楽しんでいただきます。
イベントでは、バクラヴァ、ロクム、ドライフルーツなど、トルコの伝統的な甘味が提供され、参加者は五感でトルコの紅茶文化を味わうことができます。
このイベントは、トルコの豊かな紅茶文化を日本の参加者に紹介し、両国間の文化交流を深めることを目的として企画されています。
【開催場所・日時】
日時:2024年12月13日(金)10:00~15:00
場所:ロイヤルガーデンカフェ青山
事前予約、入れ替え制にて1日4回のテイスティングイベントを開催。
各回参加人数は50名予定。
【イベント開催時間】
第1回目 10:00~11:00
第2回目 11:20~12:20
第3回目 12:40~13:40
第4回目 14:00~15:00
※プログラム内容は現時点での予定であり、変更となる可能性がございます。予めご了承ください。
【参加応募フォーム】
3日目のイベントにご参加希望の一般の方はこちらのフォームよりご登録をお願いします。
■イースタン・ブラック・シー エクスポーターズ・アソシエーションについて
イースタン・ブラック・シー・エクスポーターズ・アソシエーション(DKİB)は、1998年4月12日に設立された公的な専門機関であり、トルコの輸出組合およびその関連機関の組織構成、業態、責任を定めた法第5910条に基づき業務を行っています。設立当初から、DKİBは業界の枠を超えた取り組みに注力し、2001年と2010年には組織規模の大幅な拡張を実現しました。現在では、アルトヴィン、ギュムッシュハーネ、リゼ、トラブゾンなど、東黒海地域における多岐にわたる業界やセクターの輸出業者を代表する包括的な機関としての役割を果たしています。
DKİBは、参画企業の発展を目的とした国内外での様々な活動を基本理念として掲げています。具体的な活動例としては、トルコの輸出促進や経済発展の基盤づくりを目指し、国内外の公的機関、行政機関、非政府組織、民間団体との積極的な連携や働きかけが挙げられます。このような取り組みにより、DKİBは東黒海地域の輸出促進と発展を支援するとともに、地域産業の国際的なプレゼンス向上において中心的な役割を果たしています。
参画企業における業務意識、安定性、そして企業間の協力意識の維持・向上も、DKİBの重要な取り組みの一つです。企業間の繋がりを促進することにより、参画企業は国際市場において競争力や連携力を発揮し、さらに東黒海地域全体の産業基盤の強化や協力関係の深化にも貢献しています。
イースタン・ブラック・シー・エクスポーターズ・アソシエーション(DKİB)は、トルコの輸出産業を支える中心的な組織です。東黒海地域の産業を国際的に押し上げ、トルコ経済の発展に貢献するため、強い士気と確固たる理念のもと、参画企業を代表して積極的に取り組んでいます。
所在地:Pazarkapi Mahallesi Devlet Sahil Yolu Caddesi No:85/1 Kat:3 Ortahisar / Trabzon
WEBサイト:https://dkib.org.tr
参考資料(トルコ文化観光局):https://goturkiye.com/tea-as-a-symbol-of-common-life-and-culture-in-anatolia
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
関連記事