時代小説家・藤沢周平が、郷土の鶴岡・庄内を舞台に描いた作品『龍を見た男』を紹介します。




鶴岡市立藤沢周平記念館では、第22回企画展〈『龍を見た男』の世界〉を開催しています。



藤沢周平が、鶴岡にある古刹善寳寺が昭和51年辰年御縁年を迎えるにあたり書いた『龍を見た男』の魅力を、創作ノートや善寳寺に関する資料とともに紹介しています。

山形県庄内浜油戸に住む強情で無信心な漁師の源四郎を主人公に、善寳寺の龍神伝説にまつわる物語を描いた『龍を見た男』。
この小説は藤沢周平の故郷鶴岡にある古刹善寳寺の昭和51年辰年御縁年をきっかけに書かれました。また御縁年に際して、「善宝寺物語」というエッセイに善寳寺の縁起などを詳細に書いています。
藤沢周平の自筆原稿や創作ノート、善寳寺や主人公の生業である漁業に関する資料などを展示しています。ぜひご来館ください。
・会 期 令和7年3月25日(火)まで
      ※休館日 水曜日、年末年始(12/29~1/3)
・会 場 鶴岡市立藤沢周平記念館
      (山形県鶴岡市馬場町4-6)
・入館料 大人320円、高校生・大学生200円、中学生以下無料
      ※団体料金あり



[ミニギャラリー]
●藤沢周平と庄内の食(企画展と同時開催)
藤沢周平は故郷鶴岡・庄内の食べ物が無くなりつつあることを惜しんでいました。 エッセイには庄内の食についての思いを綴り、小説にはこよなく愛した郷里の味をたびたび登場させています。
小説やエッセイに描かれた庄内の食べ物を紹介します。

[関連イベント]
●展示解説会
 当館学芸員が、企画展の展示内容や見どころを紹介します。
 ・日時 令和6年12月7日(土)
     (1.10:30~/2.14:00~)
 ・会場 藤沢周平記念館展示室 企画展示
 ・定員 各回20名程度※申し込み不要

[龍澤山善寳寺と相互割引]
〇善寳寺拝観券をお持ちの方 → 藤沢周平記念館入館料320円が250円に
〇藤沢周平記念館入館券をお持ちの方 → 善寳寺拝観料500円が300円に
・期 間 令和7年3月31日(月)まで

https://www.city.tsuruoka.lg.jp/fujisawa_shuhei_memorial_museum/
藤沢周平記念館
電話:0235-29-1880
FAX:0235-29-2997
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