企画から演技、演出、さらには舞台セットや音響、照明、衣装など上演までのすべてを学生の手で作り上げる4年間の集大成!




プレスのみなさま 学びの集大成「卒業制作公演」をぜひご取材ください!
取材希望の方は、12月6日(金)までにメールでご連絡ください。
宛先:kouhou@office.kyoto-art.ac.jp
件名:更地公演取材希望
本文:お名前、媒体名、取材希望日(稽古・ゲネプロ・本番)を併記してください。
稽古日:現在稽古期間のため、見学日時はご相談ください。
ゲネプロ:12月6日(金) 15:30開始(ゲネプロ:本番通りの通し稽古)
公演日:12月7日(土)12:30・17:00/12月8日(日)11:00・15:00 ※時間は開演時間

学生からのメッセージ
私たち舞台芸術学科15期は、大学入学とコロナ禍が重なり、舞台というコンテンツが変化せざるをえない時代を経験しました。コロナ以前の生活様式に戻り始めている今、それをあえて〈剥いでみようとする〉ことで、私たちなりの「コロナ禍後を再構築する」公演をお届けします。

公演概要
京都芸術大学 舞台芸術学科 2024年度卒業制作公演 「更地」
原作:太田省吾 | 演出:保井岳太
公演日時:2024年12月7日(土)12:30・17:00/12月8日(日)11:00・15:00
※受付・開場は開演の30分前から ※上演時間は約100分
会場:studio21(京都芸術大学内) 〒606-8271 京都市左京区北白川瓜生山2-116
料金:一般:1,500円|大学生/大学院生/専門学生:1,000円|高校生以下:500円
公演に関するお問合せ:yasuikikaku22.23@gmail.com
キャスト|中島優佳・保井岳太
スタッフ
演出助手:森内真悠|舞台監督:山田純子
美術:阿部琴羽・郡叶夢|照明:中村芽瑠|音響:三浦志保美|映像:大納奈々果
衣装:小田原ハル|制作:芝原柚奈|宣伝写真:森内真悠
企画・演出 保井岳太からのメッセージ

稽古の様子

稽古の様子

稽古の様子


稽古の様子

稽古の様子

稽古の様子

更地と聞いて、思い浮かべるものはなんだろうか。
空き地、なにもない場所、はたまた. . . 災害、戦争、疫病. . .
そんな多義的な更地で、ときに大きく、ときに小さな世界のことを、初老の夫婦は記憶の旅を通じて表象します。
劇場に〈なにか〉を充満させるように。 だれかに〈なにか〉を伝えるように. . .
その〈なにか〉はなんなのかわかりません。
でもきっと、簡単にわかることができないものだからこそ、二人はジタバタし、 悩み、苦しみ、笑い合うのでしょう。

ここ数年は「あ、これは歴史の教科書に載るだろうな」と思う出来事の連続でした。
それと同時に、我々が実際に経験したことが誰かのことばによって語られてしまう恐怖のようなものも経験しました。
とてつもなく大きく、脅威的な出来事によって個人の日々、生活、時間は覆われ、隠れてしまったように感じます。
歴史の一部として現代が語られるときも、そうなることでしょう。
その事実を突きつけられると、心のどこかがジタバタしてしまいます。
渦中の中で私たちは芸術を学び、創作してきた。私たちは確かに存在していた。生きていた。本当に。

初老の夫婦を20代の若者が演じることは少々違和感があるかもしれません。
しかし、 現代の社会を生きた上で〈なにか〉を伝えたいという思いは、劇中の夫婦と強力な共通点であり、
私たちであるからこそ、広げられる景色があるかもしれません。
舞台芸術学科 卒業制作公演とは

昨年度の様子

昨年度の様子

昨年度の様子

舞台芸術学科での4年間の学びの集大成として、卒業制作公演を演技・演出コースと舞台デザインコースの学生が協働し、作り上げる舞台です。演目や劇場の選択はもちろん、キャスティングなどの企画から演出、演技・舞台セットや照明、音響などのすべてを学生の手で行います。
舞台芸術学科
演劇やミュージカルの創作を通じて、舞台芸術のプロフェッショナルを目指す2つのコースを設置しています。学内にある2つの劇場を教室として、実践的な学びを通じて高度なスキルを修得。演技・演出コースでは演技や演出、舞台デザインコースでは舞台美術や照明などの専門家を育成します。それぞれの分野で磨かれた協働力と創造力を社会へとつなげるカリキュラムが特徴です。
演技・演出コース https://www.kyoto-art.ac.jp/department/performance/
俳優や演出家、声優を目指して実践的な舞台経験を積むコースです。学内の劇場での演劇公演やミュージカル公演を通じて、演技力や演出力を高めます。大手芸能事務所との提携により、事務所関係者に自らの演技を見てもらえる機会が充実。演技メソッドを基にした表現力のトレーニングや、プロの演出家の指導を受けながら、多彩な表現力を修得します。
舞台デザインコース https://www.kyoto-art.ac.jp/department/stage/
舞台美術、照明、音響、衣装など、舞台を支える専門スキルを学ぶコースです。小劇場から大劇場までの公演にスタッフとして参加し、実践的に技術を修得します。デジタルツールを活用した設計や、学内外での産学連携プロジェクトを通じて、幅広い現場経験を積むことができます。劇団やメディア関連企業への就職実績も多く、舞台・メディア業界で求められる人材を育てます。

京都芸術大学
京都芸術大学は、10学科24コースからなる国内最大規模の総合芸術大学です。芸術を通して社会で必要な力を育成しています。芸術を学んだ学生が社会を変える「藝術立国」を教育目標に掲げ、通学課程では特に“社会と芸術”の関わりを重視した芸術教育を推進。企業や自治体などが抱える課題を、学生たちがアート・デザインの力で解決する「社会実装プロジェクト」が年間100件以上あります。学科を超えたグループワークや実際の仕事を通して、社会性を備えた表現者を育成しています。
住所:〒606-8271 京都府京都市左京区北白川瓜生山町2-116
学科編成:10学科24コース(美術工芸学科、キャラクターデザイン学科、情報デザイン学科、プロダクトデザイン学科、空間演出デザイン学科、環境デザイン学科、映画学科、舞台芸術学科、文芸表現学科、こども芸術学科)
在籍者数:4,114名(芸術学部 正科生、2024年5月現在)
https://www.kyoto-art.ac.jp/
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