学費に対する情報不足と高額なイメージ、そして通学距離と英語力の不足が選択を阻む




じゅけラボOnlineインターナショナルスクールJOI(所在地:大阪市北区、代表取締役:後藤智則)は、インターナショナルスクールに子どもを通わせた事がない保護者330人に、インターナショナルスクールに関する興味関心度についてアンケート調査を実施しました。

■調査概要
- 調査概要:インターナショナルスクールに対しての興味関心度に関する調査
- 調査期間:2024/6/10~2024/6/12
- 調査方法:インターネット調査
- 有効回答:事前調査で「子どもをインターナショナルスクールへ通わせたことが一度もない」と回答した保護者330人


約57%の保護者がインターナショナルスクールへの通学に消極的、一方で約25%が関心を示す。




インターナショナルスクールに子どもを通わせたことがない保護者を対象にした調査で、34.2%が「思わない」、22.7%が「あまり思わない」と回答し、合わせて56.9%が消極的な意見を示しました。一方で、「思う」と「やや思う」が25.2%を占め、一定数の保護者が関心を持っていることも明らかになりました。

約57%の保護者がインターナショナルスクールに消極的な理由とは?




インターナショナルスクールに子どもを通わせたことがない保護者の中で、「通わせたいとあまり思わない・思わない」と回答した方を対象に、その理由を調査した結果、51.6%が「学費が高い」と回答しました。さらに、インターナショナルスクールに関する情報が少ない事や日本の教育システムに対する満足度、日本の受験制度に対応していないことが、インターナショナルスクールへの関心に影響を与えていることが明らかになりました。

1位:「学費が高い」51.6% - 費用が最大の障壁に
調査結果によると、51.6%の保護者がインターナショナルスクールに通わせない理由として「学費が高い」を挙げています。

2位:「学校の情報が少ない」23.4% - 情報不足が選択の壁に
23.4%の保護者が「学校の情報が少ない」と回答し、情報不足が通わせない理由の一つであることが明らかになりました。インターナショナルスクールの教育内容や卒業後の進路など、詳細な情報が不足していることが、多くの保護者にとって選択肢として考えにくい要因となっています。

3位:「日本の教育に満足している」22.3% - 日本の教育システムへの信頼
22.3%の保護者は「日本の教育に満足している」と回答し、日本の教育システムに対する信頼が伺えます。多くの保護者は日本の学校が提供する教育内容やカリキュラムに満足しており、インターナショナルスクールに通わせる必要性を感じていないことがわかります。特に、受験制度に適応した教育を重視する傾向が強い日本の保護者にとって、インターナショナルスクールは選択肢に入りにくい現状が浮かび上がりました。

4位:「日本のカリキュラムと違いすぎる(日本の受験制度に対応していない)」16.0% - 受験制度への適応に対する懸念
16.0%の保護者が「日本のカリキュラムと違いすぎる(日本の受験制度に対応していない)」と回答し、日本の受験制度に対応していないことへの懸念が示されました。保護者の多くは、インターナショナルスクールの教育内容が日本の大学受験や高校受験に必要な知識やスキルを十分に提供できないと感じています。このため、国内の受験対策を重視する家庭にとって、インターナショナルスクールは現実的な選択肢とはなりにくいのです。

5位:「英語力が足りない・不安がある」14.9% - 言語の壁が大きな課題に
14.9%の保護者が子どもの「英語力が足りない・不安がある」と回答し、言語の壁が課題であることが示されました。保護者の多くは、自分の子どもが英語での授業に対応できるか不安を抱えており、これがインターナショナルスクールを選択しない理由の一つとなっています。

約25%の保護者がインターナショナルスクールにできれば子どもを行かせたい!行かせるならどんなインター?




インターナショナルスクールに「通わせたいと思う・やや思う」と回答した約25%の保護者を対象に行ったアンケート調査によると、63.9%の保護者が通学型のインターナショナルスクールを希望することがわかりました。次いで、日本国内の受験対策もできるインターナショナルスクール(26.5%)やオンラインインターナショナルスクール(12.0%)が続きました。

オンライン授業対応のインターナショナルスクールも増えてきていますが、国内の志望校別の受験対策カリキュラムも同時に提供できるインターナショナルスクールはJOIのみです。(2024年6月時点調べ:JOI)

インターナショナルスクールに子どもを行かせたいと思う理由が調査結果から明らかに。




続いてインターナショナルスクールに「通わせたいと思う・やや思う」と回答した約25%の保護者を対象に「インターナショナルスクールに通学させたいと思う理由」に関して行ったアンケート調査によると、66.3%が「英語教育を充実させたい(英語力を向上させたい)」と回答し、次いで60.2%が「グローバルな視野を身につけさせたい」と回答しました。保護者が期待する成果はこの2つに集中しており、保護者の多くが子どもの将来を見据えた教育環境を求めていることが明らかになりました。

インターナショナルスクールにできるなら子どもを通わせたいと思う保護者が、実際には通わせていない理由とは?




さらに、インターナショナルスクールに「通わせたいと思う・やや思う」と回答した約25%の保護者を対象に、なぜ通わせていないのか理由に関する調査を行った結果、「学費が高い」が最も多い理由として挙げられました。

1位:「学費が高い」60.2% - インターナショナルスクールの費用が最大の課題
調査結果によると、インターナショナルスクールに通わせたいと考える保護者の60.2%が通わせていない原因として「学費が高い」と回答しています。インターナショナルスクールの年間学費は数百万円に上ることもあり、経済的な負担が障壁となっていることが分かります。この高額な学費は、多くの家庭にとってインターナショナルスクールが現実的な選択肢から外れる要因となっています。

2位:「自宅から遠い」38.6% - 通学距離が進学の障害に
「自宅から遠い」と回答した保護者が38.6%を占めており、通学距離がインターナショナルスクールへの進学を妨げる要因となっています。

3位:「英語力が足りない・不安がある」16.9% - 言語の壁が課題に
16.9%の保護者が「英語力が足りない・不安がある」と回答し、インターナショナルスクールへの進学に際して言語の壁が課題となっています。インターナショナルスクールでは全ての科目を英語で学んでいくため、英語力不足が学習内容の理解の困難さにつながる可能性を心配していると思われます。さらに、日常会話も英語なので友人関係の面で心配している保護者も多いと思われます。

4位:「子供が希望しなかった」12.0% - 子供の意思が進学の決定要因に
12.0%の保護者が「子供が希望しなかった」と回答しており、子供の意思がインターナショナルスクールへの進学を決定する重要な要因となっています。インターナショナルスクールへの進学に関しては、子どもが希望するケースは多くないと想定でき、最初は保護者が薦めていると思われますが、最終的には子供の意見や希望を尊重し、進学先を選ぶ際に子供自身の意思を尊重していることが分かります。

5位:「学校の情報が少ない」9.6% - 情報不足が進学の障壁に
9.6%の保護者が「学校の情報が少ない」と回答し、インターナショナルスクールに関する情報不足が進学を妨げる要因となっていることが明らかになりました。日本の学校に関しては保護者に情報が入ってくる機会が多いですが、インターナショナルスクールに関する情報は、保護者自ら情報取得を心掛けないと得ることができません。インターナショナルスクールのカリキュラムや教育方針、実績や学費などの詳細が、日本の学校情報と同様に保護者に容易に届く環境が必要だと思われます。

その他の理由 - 国内受験に対応していない、入試不合格、家族の反対など
調査では、保護者がインターナショナルスクールに通わせない要因として以下の理由も挙げられました。

日本のカリキュラムと違いすぎる(日本の受験制度に対応していない): 3.6%
日本の受験制度に対応していないカリキュラムに対する懸念が示されました。インターナショナルスクールは日本の受験対策に対応していないので、保護者は子供の受験に不利になることを心配しています。

入学試験に落ちた: 2.4%
入学試験に落ちた経験が、インターナショナルスクールへの再挑戦を躊躇させる要因となっています。

家族に反対された: 1.2%
家族の反対も一部の保護者にとっては進学の妨げとなっています。家庭内での合意形成が進学の決定に影響を与えています。

その他: 4.8%
その他の要因も複数存在し、個々の家庭の状況によりさまざまな理由が進学の決定に影響を与えています。

学費がいくらならインターナショナルスクールに通わせたい?リアルな学費の許容範囲




インターナショナルスクールに「通わせたいと思う・やや思う」と回答した約25%の保護者を対象に行ったインターナショナルスクールの学費についてのアンケート調査では、最も多い54.2%が「100万円未満なら許容範囲」と回答しました。150万円未満まで合わせると69.9%になり、「わからない」と回答した保護者21.7%を除くとほとんどの保護者が150万未満が学費として許容できる金額であることが明らかになりました。この結果は、インターナショナルスクールの高額な学費が多くの家庭にとって障壁となっていることを示しています。

過半数の54.2%の保護者が「100万円未満なら許容範囲」と回答し最多



調査結果によると、54.2%の保護者がインターナショナルスクールの学費が「100万円未満なら許容範囲」と回答しています。多くの保護者は、家計への負担を抑えて子どもをインターナショナルスクールに通わせることを望んでいますが、高額な学費は大きな負担となっています。この結果から、学費の引き下げや奨学金制度の充実が求められていることがわかります。 

次いで21.7%の保護者が「わからない」と回答。学費に対する不安と情報不足



21.7%の保護者が「わからない」と回答しており、インターナショナルスクールの学費に関する情報が不足していることが示されています。保護者たちは、学費に関する具体的な情報や費用対効果についての理解が不十分であり、これが選択の妨げとなっている可能性があります。

15.7%の保護者が「100万円以上150万円未満なら許容範囲」と回答。少し高めでも支持はある



15.7%の保護者が「100万円以上150万円未満なら許容範囲」と回答しています。この層の保護者は、やや高額でもインターナショナルスクールに通わせたいという意向を持っていることがわかります。彼らは、子どもの将来のために多少の費用増加を受け入れる姿勢を示していますが、それでも高額な学費は避けたいと考えています。

しかしながら、インターナショナルスクールの学費の相場が150万円以上250万円未満であることを踏まえると、100万円以上150万円未満の価格帯を支持している家庭にとって学費の支出が困難であることが伺えます。

150万円以上の学費に関する保護者の意識 - 受け入れられる家庭はわずか



わずか7.2%の保護者が「150万円以上200万円未満なら許容範囲」と回答しており、さらに少ない1.2%の保護者が「200万円以上250万円未満なら許容範囲」と回答しています。250万円以上の学費を受け入れられる保護者は皆無でした。これにより、大多数の一般的な家庭にとって150万円以上の学費は受け入れづらい金額であることがわかります。

「学費は実際いくらだと思いますか?」インターナショナルスクールの学費に対するイメージを保護者に聞いた!




インターナショナルスクールに子どもを通わせたことがない保護者を対象に行ったアンケート調査によると、33.3%の保護者がインターナショナルスクールの年間学費について「わからない」と回答しました。また、18.2%の保護者が年間300万円以上と予想しており、高額な学費に対する懸念が浮き彫りになりました。

33.3%の保護者が「わからない」と回答 - 学費に関する情報不足が浮き彫りに



調査結果によると、33.3%の保護者がインターナショナルスクールの年間学費について「わからない」と回答しています。この結果は、多くの保護者がインターナショナルスクールの学費に関する情報を十分に持っていないことを示しています。インターナショナルスクールの学費は高いというイメージが先行し、情報不足が進学の妨げとなっている可能性があります。

18.2%の保護者が「年間300万円以上」と予想 - 高額な学費のイメージが進学の障壁に



次いで18.2%の保護者がインターナショナルスクールの年間学費を「300万円以上」と予想しており、多くの家庭がインターナショナルスクールの学費に対して高額なイメージを持っていることがわかりました。

15.5%の保護者が「年間150万円以上200万円未満」と予想



3番目に多い15.5%の保護者がインターナショナルスクールの年間学費を「150万円以上200万円未満」と予想しています。比較的高額な学費を想定していますが、実はこの価格帯はインターナショナルスクールの実際の学費の相場の価格帯に含まれます。概ね間違った認識をもっておらず比較的正しい情報を得ているものと思われます。

実際にインターナショナルスクールに子供を「通わせたいと思う・やや思う」と回答した保護者の多くが、学費として150万円未満を許容範囲と考えています。このことから、インターナショナルスクールの学費に対してこの価格帯のイメージを持っている場合、学費が高いためにインターナショナルスクールを選択肢から外す保護者が多いと想定されます。

まとめ
今回の調査結果から、インターナショナルスクールに対する保護者の意識とその背景が明らかになりました。インターナショナルスクールに子どもを通わせたことがない保護者のうち、約57%が消極的な意見を示し、約25%が関心を持っていることがわかりました。

消極的な理由として最も多かったのは「学費が高い」(51.6%)であり、多くの家庭にとって高額な学費が障壁となっています。また、23.4%の保護者が「学校の情報が少ない」と回答し、情報不足も選択の妨げとなっていることが判明しました。その他、「日本の教育に満足している」(22.3%)、「日本のカリキュラムと違いすぎる」(16.0%)、「英語力が足りない・不安がある」(14.9%)などが理由として挙げられました。

一方で、インターナショナルスクールに通わせたいと回答した保護者の中では、66.3%が「英語教育を充実させたい」、60.2%が「グローバルな視野を身につけさせたい」と回答しました。これらの保護者は、子どもの将来を見据えた教育環境を求めており、インターナショナルスクールへの関心が高いことが示されています。

さらに、インターナショナルスクールの学費についての調査では、54.2%が「100万円未満なら許容範囲」と回答しました。この結果から、多くの家庭がインターナショナルスクールの高額な学費に対して経済的な負担を感じていることがわかります。

最後に、インターナショナルスクールの年間学費に対するイメージ調査では、33.3%の保護者が「わからない」と回答し、情報不足が浮き彫りになりました。また、18.2%の保護者が年間300万円以上と予想しており、高額な学費に対する懸念が強いことが確認されました。

これらの結果は、インターナショナルスクールがより多くの家庭に選ばれるためには、学費に関する情報提供の充実や、学費の引き下げ、奨学金制度の充実などの対応が求められていることを示しています。

JOIについて



JOI(JyukeLabo-Online-Internationalschool)は、英語4技能の総合的な学びにより真の英語力をオンラインで養成する「国際英語コース」をはじめ、海外大学進学を視野に入れた「インターナショナルスクールコース」、英検対策、国内の高校・大学受験対策を並行して学習する「ハイブリッドコース」など、多様なニーズに対応したプログラムを提供します。それぞれのプログラムは、英語学習だけでなく、グローバルに活躍するために必要な「問題解決力」「クリティカルシンキング」「自立的研究」「コラボレーション」「議論」「プレゼンテーション力」を育成することに重点を置いています。

JOI運営会社概要
運営会社 :じゅけラボ予備校(株式会社エンライク)
所在地  :大阪府大阪市北区梅田1丁目1番3-500 大阪駅前第3ビル5階10号
代表者  :代表取締役 後藤智則
電話番号 :0120-615-597(JOI事業部)
事業内容 :教育事業 メディア事業 インターネット広告事業 コンサルティング事業
URL :https://joi-school.jp/
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