インフルエンザ患者の報告数
国立感染症研究所が11月29日に更新したインフルエンザの流行マップによると、2024年第47週(11月18~24日)の患者報告数は1万1678人だった。前週(11月11~17日)が9309人だった。なお、定点当たりの報告数は2.36(前週は1.88)となった。
インフルエンザ患者の報告数
(マップは国立感染症研究所のホームページから抜粋)
37都道府県で前週よりも増加
都道府県別での定点当たり報告数は、福岡県(5.79)、山形県(5.65)、沖縄県(5.52)、鳥取県(4.28)、長野県(4.09)、千葉県(3.94)、福島県(3.66)、広島県(3.27)、秋田県(3.10)、三重県(3.01)、大分県(3.00)、宮城県(2.84)、宮崎県(2.74)、岩手県(2.56)、愛媛県(2.42)、東京都(2.39)の順。全国47都道府県中、37都道府県で前週の報告数よりも増加し、8都道府県で前週の報告数よりも減少した。
定点医療機関当たり患者報告数
(グラフは東京都感染症情報センターのホームページから抜粋)
都内流行マップ・保健所別
(マップは東京都感染症情報センターのホームページから抜粋)
11月29日発行の「東京都インフルエンザ情報」では11月18~24日の期間、インフルエンザ定点医療機関からの患者報告数が1000人となった。定点当たりは、2.39(前週は2.09/定点)だった。定点当たりの患者報告数は、文京区、中央区、島しょを除く28保健所管内で注意報レベル1.00を上回った。江東区、練馬区、北区、葛飾区、中野区、八王子市、多摩小平、荒川区、みなと、世田谷、池袋、台東、南多摩の13保健所管内では、都全体の2.39を上回っている。
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