C100を迎えるためにも

年に2回のお祭りだからこそ、長く続いて欲しい。
できるだけたくさんの人が「楽しかった!」と言えるイベントであってほしい。

「わしがまだ若かった頃にはなぁ~、コミケっちゅう大きなイベントがあったんだぞ~」

そんな風に“伝説”を子どもに聞かせるようなことはしたくない。
叶うなら一緒に参加したい。C120くらいまでには……。

そのためには神話化し始めている「全員が参加者」というコミケのテーマを改めて考える必要があると思います。

次の開催は12月、つまり約3ヶ月後に「コミックマーケット87」が予定されています。
いよいよ節目となる「C100」、「コミックマーケット100」の開催が現実味を持って見えてきました。

しかし、コミケ運営は「徹夜組」や「ダミーサークル」など、対処の難しい問題をたくさん抱えています。さらに2020年の東京オリンピック開催決定に起因する問題もあります。

スタッフばかりに負担させるのではなく、コミケの未来のためにも参加者たる私たちの意識も変えていかないといけない。
そして若い世代にも引き継いでいかないといけない。
そんなことを感じた「コミックマーケット86」でした。

あとゴミをそこらに捨てる人、ゴミ箱を探しましょうよ。無いなら持ち帰りましょうよ。

フィギュアとアニメが大好きなオタク系ライター。「ねとらぼ」や「INSIDE」など、ウェブメディアを中心に活動中。好きなキャラは「初音ミク」。夢はコミケにサークル参加すること。