城田優 城田優

8月24日に東京都・赤坂にある赤サカスで開催されている「夏サカス2014デリカシャス」のデリカシャスステージにて、ミュージカル『ファントム』のイベントが行われた。登壇者は主演の城田優をはじめ、日野真一郎、マルシア、吉田栄作など、全キャスト24名が登場し、会場は熱気に包まれた。

『ファントム』は、フランスの小説家ガストン・ルルーによって発表され、1911年にベストセラーとなった小説『オペラ座の怪人(ル・ファントム・ド・オペラ)』を原作とするミュージカル作品。仮面をかぶり、オペラ座の地下で生きていかなければならない運命を背負い、自らを“オペラ座の怪人”と名乗る主人公ファントムことエリックを、本作では城田優が演じる。

イベントでは司会進行をジャン・クロード役の大山真志が担当。イベントがスタートし、まずは『オペラ座の幽霊』がピアノ生演奏と共に披露され客席からは歓声があがった。また、城田優ら主要キャストが登場すると悲鳴があがり、写真撮影可の会場でシャッター音が鳴り響いた。そしてこの日一番の目玉イベント、劇中でファントムがクリスティーヌに歌を教えるシーンで歌われる『You Are Music』を城田が披露。更に、城田の指導のもとクリスティーヌのパートを会場全員で歌い、大盛上がり。その後行われたジャンケン大会ではイベント出演者が着用しているオリジナルファントムTシャツが勝利者にプレゼントされ、熱気に包まれたイベントは終了した。

城田は、主役ファントムを演じることについて「誰もが知っている作品の役を演じられるということは非常に幸せで、またこの役に憧れもありました。アンドリュー・ロイド=ウェバー版のファントムも有名で、自分も見たことはありますが、今回の作品の台本を読んで話を知ると、こっちのファントムの方を演じたいなと思えるくらい魅力的な役だったので、一生懸命頑張りたい」と意気込みを語った。

ミュージカル『ファントム』は9月13日(土)から29日(月)まで東京・赤坂ACTシアターにて、10月5日(日)から15日(水)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて開催。チケットは発売中。