特定非営利活動法人HIKIDASHIは、公益社団法人神奈川県聴覚障害者協会との共催により保護者のための性教育講演会を開催することが決まりましたのでお知らせします。
特定非営利活動法人HIKIDASHIは、2022年4月の設立以来、「全ての子ども達に包括的性教育を」を合言葉に、国際基準に基づいた包括的性教育の普及啓発に力を入れて活動をしています。
それは、どの学校に通っていても、また、学校に通っていなくても、障害を持っていても、どの子ども達も小さい頃から必要な性教育を受けられる環境が整うことを意味しています。
その一環として、この度、聴覚障害のある親御さんも家庭での性教育について学ぶ機会を創出するため、公益社団法人神奈川県聴覚障害者協会との共催により保護者のための性教育講演会を行うことが決まりましたのでお知らせします。
【保護者のための性教育講演会(手話通訳付)】
日 時:2025年1月23日(木)10:00~11:40
場 所:神奈川県聴覚障害者福祉センター 2階ボランティア室(神奈川県藤沢市藤沢933-2)
講 師:特定非営利活動法人HIKIDASHI代表 大石 真那
ファシリテーター:「げっけいのはなし いのちのはなし」絵本アンバサダー 田畑 あかね
対 象:乳幼児~小学生の保護者
定 員:10名(現地参加のみ)
参加費:500円(当日払い・お茶菓子付)
内 容:・なぜ乳幼児期からの家庭での性教育が必要なのか
・日本の性教育の現状と国際基準である「包括的性教育」について
・家庭で性教育を行うときに押さえておきたいポイント
・性教育書籍の紹介 等
※前半は講師からの講演を行い、後半はざっくばらんな座談会形式で実施する予定です。
共催:公益社団法人神奈川県聴覚障害者協会 / 特定非営利活動法人HIKIDASHI
お申込みはこちらから
【公益社団法人神奈川県聴覚障害者協会】
神奈川県内に居住するきこえない・きこえにくい人の権利の保障と誰もが安心して暮らせる社会の実現をめざして、神奈川県手話通訳者協会、神奈川県手話サークル連絡協議会他の関係団体とともに、きこえない・きこえにくい人についての理解普及、手話言語の普及などの様々な活動を行っています。
【特定非営利活動法人HIKIDASHIの現在の主な活動】
1.講演活動
子ども達や保護者の皆さん、企業の方々に性教育の講演を実施しています。
単に「生殖やセックスについての知識を得る」だけでなく、人間関係、人権、ジェンダー、安全等を幅広く学び、「誰もが自分らしく幸せに生きる」ことを考える講座です。
2.性教育カフェ
宮城県・兵庫県・島根県を中心に、駅や施設のスペース、大学の学園祭などで、誰でも性について気軽に相談できる場を設けています。
3.絵本による性教育啓発
代表の著書である絵本「げっけいのはなし いのちのはなし」を通して、小さい頃からの性教育の大切さや生き方の多様性などを広く知ってもらう活動を展開しています。
絵本を学校や児童センターなどの施設への寄贈を実施しているほか、絵本を通した性教育を広く普及啓発するための絵本アンバサダーの養成を行っています。
【日本の性教育の現状と「包括的性教育」】
日本ではまだまだ性教育に対する抵抗感が根強く、性交・避妊・中絶のことは義務教育の間は取り扱わないなどの様々な歯止め規定があり、若者達が性に対して正しい知識を学べる環境が整っているとは言えません。さらに、若者達の周りにはたくさんの情報が溢れ、若年での予期せぬ妊娠、SNSによる被害、性犯罪等、若者たちの性を取り巻く様々なニュースが連日報道されています。
一方で国際的にはユネスコやWHO等が2009年に作成した「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」をもとに、単に体の知識を与える教育だけではなく、人間関係、人権、文化、価値観、ジェンダーの理解、暴力と安全確保等にも配慮した「包括的性教育」を幼児期からきちんと系統立てて教えていくことが推奨されています。
当法人では、「全ての子ども達に包括的性教育を」を合言葉に、これからも活動を継続していきます。
【ご寄付のお願い】
当法人の活動は現在限られた人員や資金で運営をしております。
ぜひ皆様からのご支援を賜りますようお願い申し上げます。
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