「あのときのこと、わたしはまだ忘れてないからね！」
「いきなり昔のことをなんだよ今さら」
彼がなかなか謝ってくれなかったり、謝っても感情に響かなかった場合、女性はいつまでも覚えています。それが突然思い出されてしまうのです。記憶の浅い部分にしまってあるから、すぐ思い出すことができるのです。
と、いうか普段からちょくちょく思い出しているのですよ……。
当然男性のほうは、謝罪や仲直りの時点でその話は終了しているので、忘却のかなたです。
「写真、アップしちゃった」
「ちょっ……上げるなよ！そんなもん恥ずかしいじゃないか」
私の彼氏見て見て！ 私の彼氏はこんな人！ ココに連れてってくれるの！ いいでしょう？ だから私たちの仲に割って入ったらダメ！
が女性の思考です。しかし男性はというと……。この「恥ずかしい」は、テレではなく「男の体面にかかわる」くらいのレベルのカッコ悪さを指します。デレデレしていると同性から笑われてしまうからです。
恋愛にハマるなんてカッコ悪っ！ と思うのが男。そんなものより「自分の仕事の成果」をアップしたい。「自分の技術が誇示できるもの」たとえば彼女との旅行の写真ではなく、自分が技術的にうまく撮った写真や「これを作った」「こんなプロジェクトをやった」などをアップしたいのです。そして「フリーでいる」っぽく見せたいのです。
モテなくなるのはつまらん、と言う感じでしょうか。どうしても女性は“彼と一緒のあたし☆”を載せたいのですが。そんな場合は「彼の顔を写さないように」アップするほうがいいのかもしれませんね。
いかかでしたか。男と女では脳の構造も違うし、心理的なものも違います。「暗くて深い川が流れている」から仕方のないものですが。こういうセリフに対してこんな風に思っているんだな～と心のどこかに留めておきましょう。
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