滑舌の良し悪しは「舌」が全て
我々「滑舌悪い型人間」は、いつも滑舌が悪いと言っているにも関わらず、喋るとき舌に注目できていません。「滑らか舌」とめちゃくちゃ書いてあるのにです。少なくとも私は舌を意識することができていませんでした。
舌は緊張をすると硬くなります。これが滑舌を悪くする大きな原因の一つです。
舌先に思いきり力を入れて、以下を読んでいただきたいのですが、
「あ,え,い,お,う,お,い,え,あ」
いかがでしょうか。とてつもなく読み難くないですか。もうお気づきですね、それが緊張している"硬い舌"なのです。
最も滑舌良く喋れる舌の形は、サイト「滑舌を良くする方法」に記載されていた情報が参考になりました。
舌が横に平たくなっている状態。分かりやすくイメージするならば、「コロッケ」のような形をしている状態が理想とのこと。
つまりリラックスして、舌がダラーっとなっているときが最も滑舌良く話せる状況なのです。
早口すぎること
緊張したり焦ったりすると、人って早口になっちゃうじゃないですか。さらに緊張していることで焦り、早口はこの上なく加速していくのです。これは緊張によって心拍が早くなり、呼吸が浅くなってしまっているからだとされます。
この改善は、簡単じゃありませんが
「ゆっくり話すことを意識する」
この心がけが重要でしょう。人間は自分が思っているより、ずっと早く話しています。会話をしている最中に「これじゃ遅すぎるかな」と思うテンポより、もうワンテンポ落としたスピードを意識するとちょうど良いかもしれませんね。
滑舌を良くするトレーニング
滑舌を良くするには、とにかく舌を正しく滑らかに動かす必要があります。
以下にトレーニング法を記載しますので空いている時間でやってみてくださいね。
『舌筋トレーニング』
まずは舌の筋肉を鍛えるトレーニング。舌筋を鍛えれば滑らかに動きそうです。
(1)口を閉じます、舌を下唇と歯茎の間にさし込む
(2)舌の先に力を入れて、右端から左端にゆっくり移動
※メトロノームなどを使ってリズミカルに移動させると尚良し
(3)左端までいったら、そのまま力をゆるめずに右端に戻ります
(4)これらを3往復行う
(5)(4)が終わったら、上唇と上歯茎に移動して同じく3往復
実際にやってみましたが、かなりキツイですし舌も疲れます。ただ相当鍛えられている感があるため、継続したら効果があるかも。