全国に700店舗以上を展開する中華料理チェーン「餃子の王将」。看板メニューの餃子をはじめ、幅広い世代に愛される本格中華が、お手頃価格で楽しめます。
今回は、かつて店舗の上に住んでいた筆者が、テイクアウトできる定番メニューの中から「おすすめ5品」を厳選。実際に味わい、その魅力をレポートします!
「餃子の王将」おすすめテイクアウトメニュー 5選
今回はテイクアウトのWeb注文サービスを利用してオーダーしました。
なお、直営店とフランチャイズ店舗とがあり、価格は地域によって異なるほか、メニューも店舗ごとに異なる場合があります。
テイクアウトのWeb注文に対応しているかどうかは、公式サイトでチェックするのがおすすめです。またテイクアウトには別途容器代がかかります。
【餃子の王将】餃子/310円(税抜)
まずは、なんといっても看板メニューの餃子。1人前6個入りで、持ち帰り用の紙箱に入っています。
箱を開ける前から漂う香ばしい香りに食欲をそそられます。匂いが気になる場合は「にんにくなしバージョン」がおすすめ。ガッツリ食べたい場合は「にんにく多め」のカスタマイズも可能です。
ちなみに、皮の小麦粉をはじめ、主要な食材はすべて国産。1個あたりのサイズはやや大きめかつ、皮の端ギリギリまでぎっしりとあんが詰まっていて、さすがプロの技だなと感心です。
一口かじって中を見ると、キャベツとニラがたっぷりで、ややあっさり目の味だと感じました。付属のタレも辛さや酸味は抑えめで、ちゃんと餃子の味を引き立てています。
底には一つ一つ厚めの焦げがあり、噛んだ瞬間から食感がすごい!おこげの「パリパリ」とそれ以外の部分の皮の「モチモチ」、中から出てくるあんの「ふわっ」という、3つの食感がやみつきになります。
気づけば6個をペロリと完食。しっかりしたサイズ感と軽めの味付けのバランスが絶妙で、もう一皿食べたくなるおいしさでした。
【餃子の王将】八宝菜/500円(税抜)
八宝菜は、野菜とたんぱく質をしっかり補給できるバランスのいいメニュー。
フタを開けると、クリアなあんと具材がたっぷり。れんげですくい上げてみると、イカ、厚みのある豚肉、うずらの卵、さらに奥には小エビまで入っていてバリエーションも豊富です。
野菜もにんじん、たまねぎ、白菜、たけのこ、ピーマン、きくらげと盛りだくさん。彩りも鮮やかで、栄養バランスの良さが伝わってきます。
中華系のお惣菜は、ごはんやビールが欲しくなるほど濃い味付けのものも多いですが、王将の八宝菜はスープのようにそのままでも食べ進められるやさしい味わい。
時折、みじん切りの生姜の香りがふわっと鼻に抜け、体がじんわり温まります。寒い季節にもぴったりの一品ですね。