アメリカのディズニーパークでは最近、スターバックスの出店が相次いでいます。どうしてテーマパークの中に大手コーヒーチェーンが店を出しているのでしょうか。今回はその理由と、東京ディズニーリゾート出店の可能性について見ていきます。
米国のパークで相次ぐスターバックスの出店
2012年4月、ディズニーは公式ブログ(※1)で、パーク内にスターバックスが出店することを発表しました。
同年6月カリフォルニア・アドベンチャーへの出店を皮切りに、アナハイムのディズニーランド、マジックキングダム、エプコットの敷地内にそれぞれ店舗ができています。
今年8月29日には公式ブログ(※2)で、ディズニー・ハリウッド・スタジオ内に新しく出店することが発表されました。すでにあるトロリー・カー・カフェを置き換える形で、2015年2月のオープンを予定しています。
今後はディズニー・アニマル・キングダムにも出店が計画されています。
これまでパーク内のカフェやレストランにスポンサーがつくことはありましたが、今回スターバックスはディズニーとスポンサー契約を結んでいません。
USA TODAYの記事(※3) によると、スターバックスはディズニーとライセンス契約を結んでパーク内に出店しています。従業員はディズニーパークのキャストで、店の運営もディズニーによって行われています。つまりスターバックスのフランチャイズ店舗なのです。
※1 DISNEY PARKS Blog (April 23rd, 2012)「Starbucks Coming to Disney Parks」
※2 DISNEY PARKS Blog (August 29th, 2014)「Starbucks to Open at Disney’s Hollywood Studios in Early 2015」
※3 USA TODAY (March 10, 2014)「Starbucks to open big store in Downtown Disney」