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――そうなんですか。
あっつ:レコーディング現場がこれまでは別々に録音してまとめていたので、これまでは自分のパートのレコーディングしか見てなかったんですけど、今回は同じ屋根の下、みんなでレコーディングしてたんで。ミックスしたりもメンバーの立会いの下で出来たんで。一層、完成までの過程を見てたので、面白いと言うかいいなと思いました。
――たしかに今回、音のクオリティもかなり上がっていますね。
閣下:金かかってるように聴こえるでしょ!スタジオの天井の高さも八倍くらい違いますから!今回は天井の高さにこだわりました!
木村:たしかにそこも変わってたね…。
――通常盤カップリングの『ミッドナイトラブ』の歌詞は大人のラブソングですよね?
閣下:そう思ってくれると嬉しいです。
――ボーカルもすごく艶っぽいですし…。
閣下:それは現代技術です。ホントは歌詞の表面上の意味だけではない裏側はあるんですけど、それは言えません。
――この曲もまた、これまでと違う曲調じゃないですか。大人な雰囲気で。
ひもり:マトモな歌詞がきたのでマトモな曲になりましたね。
――それと打って変わって、豪華盤に収録の『やったぜ!バイトリーダー』の歌詞は安定の閣下節ですね。
閣下:今回の3曲で言うと、曲は全部まともだったので、逆に歌詞に困るっていう…。これもラブソングにすればいいのかもしれないけど、それを制作者(ひもり)が許してくれなかったので。
ひもり:ふふふ。
閣下:ひも野郎が許してくれないので、アイデアをひねり出してひねり出しても、それもで「もっと言っていんじゃないですか?」みたいな感じはありまして。「このくらいで勘弁してくださいよ」ってところではありました。
ひもり:閣下には日和ってほしくないというか。歌詞で「Jin-Machineらしさ」を全面に出していってこその曲だと思っていますので。ましてやカップリングなんて、何言ってもいいところはあると思うので「やってよ!」って言ったんですけどね。
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――豪華盤はTシャツ付き仕様だそうですね。
閣下:Tシャツがすごいんですよ。ワンマンミサ会場の人が全員このTシャツだったら、胸があつくなりますね…。
あっつ:高まりますね…。
ひもり:漢字一文字で表すなら、「神」が宿っている!
――そういえば皆さんアルバイ…いや、貴族のお仕事はまだやってらっしゃるんですか?
一同:やってます。
水月:バンドが忙しくなって、バイトに出れなくなったというのはありますね。
木村:シフトに出れなくなりましたね。
閣下:バンドのツアーが多いので出て行く期間が長くなったので長期休暇が増えました。
水月:俺、ほんとに「バイトリーダー」みたいな感じだったんですけど、今はそういう雰囲気じゃなくなりましたね。
閣下:じゃあ「やったぜ!」って言ってる場合じゃなくなったと。
水月:いなさすぎて…バイトリーダーの座が…。
あっつ:そうだね!僕も昔は夜勤のリーダーだったけど今は立場ないもん。勤務先の名簿にある名前の順番も、勤務歴の長さだから自分が一番上になってるんですけど、変えて欲しいですもん。申し訳ないから。