「ウレぴあ総研」ではすっかりお馴染みのような気がするJin-Machineですが、実はメンバー全員揃ってのインタビューは今回が初めて(!)。10月1日にリリースされる『さよなら†黒歴史』について、今年も開催される人気イベントツアーnon stylish waveについても聞いちゃいました!
――10月1日にリリースされる『さよなら†黒歴史』、「黒歴史」とはインターネット用語としては「過去にやった恥ずかしいこと」みたいなニュアンスの言葉ですよね。このテーマになったのはなぜですか。
featuring16(以下・閣下):まずキムさんが作った曲を聴いて、ひもりさんが「黒歴史」がピッタリなんじゃないかと言い出して。
――ちなみにJin-Machineは基本的に曲と歌詞はどちらが先なんですか?
マジョリカ・マジョルカ・マジカルひもり(以下・ひもり):曲ですね。
――歌詞の内容はいわゆる「中二病」「邪気眼」的なエピソードがふんだんに入ってますよね。
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――サウンドはいつになく今風のヴィジュアル系っぽいとうか…。
ルーベラ・木村・カエレ(以下・木村):そっちに寄せたいというわけじゃないですけど、これまでウチのバンドではなかったタイプの曲、ちょっと和テイストの入ってる雰囲気の曲を作りたくて。
閣下:最近はいろんなヴィジュアル系バンドさんと対バンする機会も多いので、「自分たちの考えていたヴィジュアル系」と「実際の現行のヴィジュアル系」に差があったことに気がついたんです。最初この曲のデモを聴いた時に「えっ、(こんなにヴィジュアル系に寄せてきて)いいの木村?」って聞き返したくらいなんで。
木村:これまでは自分のエゴで作っていたんですけど、今回は色々なお客さんから見た時の視点、音源で聴いた時の視点など、自分のエゴじゃないところを考えての曲作りでした。自分の中でも新しい作り方をしたかな。
ひもり:まあ正直、くやしいですけど、イイ曲だと。今までキムさんの曲を聴いて褒めたことは殆ど無いですし「俺の方がいい曲作るぞ」って思ってたんですけど(笑)。今回の1曲を聴いて「すげえな」と思いました。「これをシングルにしよう!」と。
――勝負作ということですね。
ひもり:そうです!売れなかったら全部彼のせいです!
閣下:回収して家に全部在庫を置いてもらおう!
木村:発売日が近づくにつれて段々胃が痛くなってくる…。
ブッシュドノエル・水月・アリッサ(水月):この曲はすごい作りこんできたなって感じがあって。これにまた16さんがどんな歌詞をのせるんだろうと楽しみにしてました。曲はカッコいいけど歌詞の内容は絶対裏切るじゃないですか。
あっつtheデストロイ(以下・あっつ):素直にいい曲ですよね。新しくありつつ軸はブレてない。それに、これまでと違って作っていく過程を全部見ているので。一層愛着があるというか。