6: 種類豊富な外食メニュー、お店やメニュー選びでバランスを

ファミリーレストランをはじめ、サラダやメイン、副菜に至るまで、充実したラインナップを誇る外食メニュー。
最近では、メニューにカロリーやアレルギーが表示された健康情報が多く、しっかり見ているととても参考になります。

サラダも葉物野菜だけでなく、緑黄色野菜や根菜の比重が高いサラダメニューが多いのも注目したい点です。緑黄色野菜と良質オイルの宝庫ともいえるイタリア料理もおすすめ。

コツを掴んで利用できるようになると、体調や期待する効果に合わせてお店やメニューを選ぶことも楽しくなってくるはずです。
 

食事を選ぶチカラ“食選力”を身につけて

いかがでしたか? すぐ実践できそうなものばかりですね。

最後に、浅野先生からメッセージをいただきました。
「外食や中食で食べることは、バランスが崩れがちと心配したり、手抜きだと罪悪感を覚えたりする方もいらっしゃいますが、今の時代、ビジネスマンだけでなくパパもママも忙しいです。
手作りだけをがんばってしてもパーフェクトになるとは限りません。ぜひ、上手に活用されるとよいと思います。
外食は、普段食べない味や素材を経験する場にもなりますし、自宅との味の比較にもなります。(外食は基本味が濃いので、外で食べてちょっと味が濃いなと思うぐらいの舌が大切です。)
お店の選び方では、野菜もたっぷり摂れるお店もあります。ぜひ、食事を選ぶチカラ“食選力”を身につけて、外食・中食を上手に利用してください。わからないことは、ぜひ管理栄養士を頼ってくださいね。」

より詳しく分かりやすく書かれている浅野先生の著書、『「コンビニ食・外食」で健康になる方法』も参考にしてみてください。


浅野まみこ(管理栄養士 健康運動指導士・株式会社エビータ代表取締役)
総合病院、女性クリニック、企業カウンセリングにて1万8千人以上の栄養相談を実施。その経験を生かし、企業のコンサルティング、レシピ開発など多方面で活躍。年間100時間以上の講演を行い全国を飛び回っている。
NHKおはよう日本、日本テレビ「ヒルナンデス」ほか多数出演。新著に「やせられないのは、夕方の空腹が原因だった」(青春出版社)「コンビニ食・外食」で健康になる方法」(草思社)。
 

編集プロダクション株式会社イメージング・ワークス勤務。首都圏のおでかけ情報誌を中心に、雑誌の編集・ライティングを行う。2012年末に娘を出産し、人生観が約90度変わる。ライフワークバランスについてゆるりと考えつつ、子連れで行けるイベントや遊びスポットを日々模索中。