モーニングに“イチゴホイップトースト”が最高な理由
それは、「イチゴホイップトースト」。
その名の通りイチゴホイップトーストは、トーストの上にたっぷりのホイップクリームとイチゴジャムを乗せたトーストだ。ドンキースペシャルブレックファストでは、厚切りのものが2切れ提供される。
気になるのはその“たっぷり”のレベルだが、まるでお堀のようにホイップクリームが厚切りトーストの外周を囲み、その中にイチゴジャムがお堀を満たす池のようにたくわえられている。つまり誇張ではなく、しっかり“たっぷり”なのだ。
ここで一瞬、「えっ…?」と思った人の気持ちもわかる。
前述の通りこのワンプレートは基本、おかずメニューだ。味付けも当然、しょっぱい方面の味付けで展開されている。そこにこのイチゴホイップトーストは、明らかに甘い。シンプルに味がバッティングしてしまうのでは、と思う気持ちは理解できる。
しかし筆者がこのモーニングを推したい理由はまさにそこで、このメニューなら<あまい/しょっぱい=あまじょっぱい>の無限ループが存分に楽しめるのだ。
あまじょっぱさ。好みは分かれるだろうが、一度魅了されると抜け出せない中毒性のある魅惑の味覚である。
これはそんなあまじょっぱ党に全力でおすすめしたいモーニングなのだ。
そもそもイチゴホイップトーストがクリーム・ジャム・トーストとすべての量がなかなか立派なので、おかずと交互に食べ進めても1切れでおかずを食べきれてしまうボリュームがある。
ナイフとフォークでひと口大に切り分けたイチゴホイップトーストを食べ、矢継ぎ早にソーセージを口に運ぶと、口内に残るホイップとイチゴの甘さに、ソーセージのジューシーな塩っけが加わる。こんなの至福としか言えない。
こんな神ターンを、サラダ、目玉焼き、ベーコン、ポテサラ、と交互にリピートできるのだ。
そうして十分にあまじょっぱさを堪能しながらおかずを食べ終えても、イチゴホイップトーストはまだ1切れ残っている。さすがのボリューム。
さて、ここからどうするか。モーニング後半戦に突入だ。

















