好意がある相手なら、どんな些細な共通ポイントでも逃さないものです。先程の商社マンも、ディズニーランドがそれほど好きでなくても「行ったことはある」「映画を見たことがある」という経験から、つい「ディズニーランドが好き」と、大げさに言ってしまったのだと思います。その頑張ってる感じが、かわいいと言えば、かわいいかもしれません。

他には、電車の路線が一緒、携帯の機種が同じ…など、細かい(どうでもいい)共通部分で会話を盛り上げようとしている場合ほど、興味の度合いが高いと言えます。つまり、あなたへの必死感が強いということです。

 

女子の本音としては「そんな、遠回しな言動じゃわからない」「好きって言えばいいのに」と、もどかしさを感じるかもしれませんが、男子は、弱い生き物です。直球勝負で「好きです」と言える男子は、悲しいくらい、本当に少ない。男子は、当たって砕けて傷つくことを心から恐れています。

ですから、「そんなのどうでもいいじゃん?」というような、細かすぎる部分を「共通ポイント」として突いてくる男子がいたら「好意あります」を遠回しにアピールしているのだと思って、優しく受け止めてあげてはいかがでしょうか。

大学院卒業後、銀座のクラブホステスになるという異色の経歴の持ち主。「銀ホスライター」として、老舗クラブで磨いたコミュニケーション術&営業テクニックを、悩めるビジネスパーソンに向けて紹介。恋愛・結婚・出産など、女性にとって身近な問題を研究し「今よりちょっとだけ人生を豊かにする方法」を提案しています。