「西友を買収」というニュースで注目を浴びている、福岡発のディスカウントスーパー・トライアル。驚きのコスパ商品が人気で、全国に店舗を拡大中です。
かつ重、おはぎ、玉子サンドという、幅広い世代に特に人気の高い惣菜3種類を、実際に食べてみた感想を詳しく伝えます!
ディスカウントスーパーの「トライアル」って?
「トライアル」は、福岡県に本社を構えるディスカウントスーパーです。24時間営業の店舗もあり、「コスパの良さ」と「何でもそろう安心感」が支持され、全国に勢力拡大中です。
それではさっそく、トライアル名物である惣菜メニュー3種類を実食してみましょう。
【トライアル】三元豚のロースかつ重/299円(税込)
惣菜コーナーでちょうどランチタイムが始まるころに並べられ、飛ぶように売れていたのが「三元豚のロースかつ重」です。店内調理で、値段はなんと税込299円。
この価格帯だと「ミニ丼」程度のサイズ感の店もある中で、がっつりフルボリューム。とろとろ卵のビジュアルに惹かれ、まだあたたかさの残るパックを購入しました。約30分後に自宅にて、いざ実食!です。
このかつ重、ふっくらご飯に大きめのロースかつ、とろとろ卵とじの食感コンボです。
まずは一口。先に少し甘さを感じる割下で、その後にふわっと香る出汁の香りに驚きました。個人的に甘めの味付けが好みなので、これはうれしいポイント。とろみのある上品な割下は、枕崎産かつお節の一番出汁が決め手だそう。
ロースかつは、ごろりと5切れ入っていました。しっかり厚みがあって柔らかく、肉まで箸で切れる柔らかさ。かといって衣がべちゃついているわけではなく、ほどよくタレを吸っています。
絶妙な半熟加減の卵もたっぷり、しゃくしゃく食感が少し残るたまねぎとも相性抜群です。
容器の形も特徴的で、四隅に脚となるくぼみがあり、ここに割下がたまってくれるんですね。だから、持ち帰りの間に少し傾いてしまっても大丈夫。場所によってご飯が白いまま残っていて、ここに割下をからめて食べられるのが最高です♪
正直、ワンコイン以下でこの完成度はかなりの掘り出し物だと思います。「お昼をさっと済ませたい」「でもガッツリ食べたい」という欲望を両方かなえる、うれしい一品でした。