おいしさの秘密は製造工程にあり!?

半分にカットした月餅が試食できることも!
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さて、見学終了後はお待ちかねの試食である。

席について少し待つと、ついに新鮮なシウマイがお目見え!

蒸したてのシウマイ3粒はキュートなひょうちゃん皿で提供。お好みで醤油とカラシをつけて口に運ぶと、ジューシーな肉汁が舌の上で弾け、すぐにホタテのうま味が生きた崎陽軒シウマイ独特の風味が押し寄せる。

3粒をあっという間に完食してしまった…。みなさんにはしっかり味わいつつ食べてもらいたい。

そして本題。この日、工場内を案内してくれた広報部の柴田さんと西村さんに詳しい話を聞いた。

広報部の柴田さん(左)と西村さん(右)
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―蒸したてを食べられるのは見学後の試食だけですか?

工場見学の試食のほかに、横浜駅のポルタにある「崎陽軒中華食堂」や横浜駅東口の崎陽軒本店「アリババ」でも蒸したてのシウマイメニューがあります。

こちらも先ほど食べたシウマイと同じ味ですよ。

 
崎陽軒本店の地下入口のすぐ横にある崎陽軒中華食堂
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蒸籠で蒸したシウマイは5個350円(中華食堂)
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―新鮮というフレーズに違和感があったのはなぜですか?

製造の段階で、成形されたシウマイは鮮度を保つため直ちに急速冷凍しています。すべてのシウマイが冷凍されるので、蒸し上げるまでの鮮度はどれも同じなんですね。この工場から店舗へ出荷する分は一度蒸して、冷ましてから箱詰め。お弁当の分は各工場で蒸してから商品になります。

というわけで、蒸してから店舗に並ぶ時間が短いのは工場の脇にある港北インター店ですが、基本的にはどの店舗の商品でも味は変わりません。

見学後のお土産購入者も多い港北インター店
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試食時のひょうちゃんしょう油入れはお土産にもらえる
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まとめ

崎陽軒のシウマイは成形してすぐ、一番鮮度の良い状態で急速冷凍される。つまり、蒸すまでは新鮮な状態が保たれるのだ

常温で新鮮なものが食べたいのであれば、工場に併設する港北インター店がより蒸してからの時間が短いものが手に入る。ちなみにこの店舗の開店時間は7:00~だが、横浜駅の中央店や京浜東北・根岸線ホーム店の開店は6:00~。その日ファーストロットシウマイを味わいたいなら、開店時間が早い店舗での購入がおすすめだ。
 

崎陽軒 工場見学
希望日の3ヶ月前の1日から、1週間前まで受付可能
予約電話045-472-5890(予約状況はウェブサイトで確認)

崎陽軒中華食堂
横浜市西区高島2-16-B1 横浜駅東口地下街ポルタ
045-453-1351
11:00~23:00

崎陽軒港北インター店
横浜市都筑区川向町675-1
045-476-5124
7:00~19:00

 

※本記事は2011年8月の「はまれぽ」記事を再掲載したものです。

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