その3:撮影前に顔の周りをブラッシングすると美人度アップ
寝癖がついたままの姿で写真に撮られるなんて!と、人間が思うのと同様に、日々毛づくろいを欠かさない猫も、毛に寝癖がついたままで写真に撮られるのは、不本意なことかもしれません。
猫のプライドの高さを鑑みると、特に、柄のない白猫さんは毛の流れが見えやすいので、寝癖めいたヘア(?)スタイルにならぬよう、軽く整えてあげましょう。
その4:光の向きを変えて顔の立体感を出す
写真に表情を映すのが難しいと言われるのが黒猫です。真っ正面から撮影すると、鼻から頬まで平坦な黒一色になってしまい、黒地に目が浮いた写真になりがち。そこでこの写真のように、真横からの光を当てると、立体感のある表情が撮りやすくなります。
ちなみに、黒猫の毛は「黒一色」ではなく、異なる黒色の縞模様なのだとか。太陽の光に、黒猫の体を照らしてみるとよく分かりますよ。
その5:ポーズをとってもらう
家猫らしい腹丸出しポーズや、肢体を思う存分伸ばしたポーズ、バンザイ風に両前脚を伸ばしたポーズなど、自然とポーズを決めた瞬間も猫のかわいらしさを表現する写真に。あくびの瞬間や、ポーズと表情とのギャップが絡むと、笑いを誘う1枚になりますよ。
この写真の祈りポーズ猫写真は少々ハイレベルですが、人の仕草に似たポーズを狙うのも、一味違った猫写真になること請け合いです。
その6:香箱座りは鉄板の撮影チャンス
「香箱座り」とは、前脚を体の下に折りたたむ、猫の座り方。「香箱座り」で画像検索をすると、たくさんの画像が出てくることから分かるように、猫のかわいい寝姿・座り姿として広く認知される撮影チャンスタイム。
前脚を少し体の外に出したり、片一方の前脚だけを出した、変則的香箱座りも、また違った味わいを醸し出してくれます。