産後すぐの女性がホルモンの乱れで涙もろくなったり、イライラしたりする、ということは多くの人が聞いたことがあると思います。これはホルモンが原因のものなのでしばらくして落ち着いてくると本人も「なぜあの時あんなに涙もろかったのかわからない」ということがほとんどです。

ですが、こういった時期を過ぎてからも子育て中のママたちは出産前に比べるとセンシティブです。特に子どもに関しては自分のこと以上に過敏に反応します。

それは本能からくるもので、自分の子どもを守ろうという意識の高まりが周りのちょっとした言葉に過敏に反応することが原因だと考えられます。
そのため、質問の仕方1つで子育て中のママを傷つけてしまうことになるのです。
 

どういう質問の仕方がセンシティブなママのセンサーに引っかかるの?

では、どういう質問の仕方がママを傷つけてしまうのでしょうか?
それは、質問の中に相手の意図を感じてしまうようなときです。

例えば、定番の質問として“パパママどちらに似ているのか”などの話題が挙げられますが、この話題も「パパ似だよね?」「ママ似だよね?」という言い方になると、質問者の意見が反映されています。

実際にパパに似ている場合でも、子どもは夫婦2人の宝物だという意識が強いママにとっては「私の要素がないのだろうか?」ということで傷ついてしまうことがあるのです。

このように、質問をするときに自分の意見をはじめから織り交ぜた質問の仕方をしてしまうとそんなつもりがなくてもママを傷つけてしまうことがあるので、注意が必要です。