母親になると、今までとは違う、子ども中心の生活リズムになります。
子どもが小さいうちは、食事はおろか睡眠も思い通りにとれない生活。子どもが大きくなると、別々に過ごす時間が多くなる代わりに、子育ての心配事もレベルアップ。親のストレスも大きくなってきます。
先日発表された学研パブリッシング「aene」の調査によると、3歳以下の子どもをもつママたちの約半数が、30分未満、もしくは1時間未満しか自由時間が無いのだそうです。
逆に、4歳以上になると、自由時間はしっかりとれるようになるのでしょうか?
ママたちの生活の実態を見てみると、どうやらママたちのリフレッシュに必要なのは時間だけではなさそうです。
子どもが小さいほど、自由な時間は少ない
日々、子どもや家族のスケジュールを第一に考えて動くことが多いママ。自由な時間は"22時以降"というママが約60%なのだそうです。
2人に1人はワーキングマザーという現在。育休が明け、子どもが低年齢のうちから仕事を再開する人が増加している分、忙しくて自由な時間が無いというママが増えているのだそう。
また専業主婦であっても、子どもが小さなうちはほとんど付きっきり。寝かしつけが終わり、家事も一段落する時間までまとまった時間は確保できません。
幼稚園以上の子のママたちは、送り迎えの間の約4時間、通称“ママヨン”に自由時間を確保している様子。但し、この4時間のうちのほとんどは、夕飯の準備や掃除洗濯、幼稚園のPTA仕事や行事の準備…などなどで、休息の時間が取れないことが多いという声も実際には良く聞かれます。
やっと時間のゆとりができる小学校に上がるタイミングでは、今後の為に仕事を始めるという人も多く、とにかく子どもが何歳になろうと母のやるべき事は尽きないようです。
子どもの年齢に関わらず満足な休息をとれているママは少ないというのは、今更言うまでもないでしょうか。