出産に対する妬み
未婚で年配の看護師の中には、若い人が幸せを手に入れることへの嫉みを抑え切れない人もいるようです。
新卒2年目の若手看護師は、ようやく慣れてきて仕事をまかされるようになってきたタイミングで妊娠。これが面白くないのが未婚の中年看護師長で、もともと厳しい勤務だったのに、さらに業務を押しつける鬼と化しました。「若手看護師の教育」と称して勤務を無理強いし続けた結果、その若手は、なんと、流産(!!)してしまったそうです。
ゾッとしてしまいますね。命を守る職業にあるはずの人が、命の炎を消す側に回ってしまうなんて。「早く安全な場所に逃げて」と信号を送りたくなります。
壮絶です! かくも恐ろしい“妬み地獄”にはまってしまったら、自力では解決のしようがないでしょう。
「人間関係が理由で転職されている人もいます」と語るのが、ナースのための転職サイト『看護のお仕事』担当者です。「ずっと同じ場所で同じ相手と顔を合わせていては、対人の問題はなかなか解消しづらいもの。看護師のお仕事自体は続けていきたいと希望している場合が多いので、そういったかたにとって転職は良いきっかけになりますよ」とのことです。
メンタルをリセットするには職場を変えたほうがいいのかもしれませんね。
あ、すべての医療機関がドラマの舞台みたいな環境だというわけではありませんので、くれぐれも勘違いしないでくださいね。大抵の看護師さんは、患者さんの痛みに寄り添うあたたかい思いやりの心を持って、この職種を志した人々ですから。昼ドラの脚本家も舌を巻くようなドロドロの愛憎劇が演じられているのは、ごく一部のことです。
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