「レット・イット・ゴー~ありのままで~」
最後はやっぱりこの曲。
『アナと雪の女王』より、「レット・イット・ゴー~ありのままで~」。
映画と共に楽曲も大ヒットし、誰もが1度は聴いた事があるでしょう。
王道の名曲で、今さら?と言う感じもしますが、原語の歌詞を良く聴いてみると、本質はかなり深いんです。
日本語詞では「ありのままの私で」と言ったニュアンスのイメージですが、原語では過去の自分との決別を、より強い言葉や意志で、きっぱりと歌っています。
原語の歌詞を、一部抜粋してみると…
「私はもう戻らない。過去は過去なんだから!」
「みんなが何て言うかなんて、もう気にしないわ。」
「正解も間違いもなく、ルールもない。私は自由よ!」
「私は私らしく、日の光を浴びて、今ここに立っている。」
「夜が明けるように、私は立ち上がるのよ!」
日本語詞よりも、エルサの強い意志が、より浮き彫りになっているのがわかります。
抑圧、自制、息苦しさからの解放や、生まれて初めて自分らしく、力を解き放って生きることの喜び。
もう決して涙は見せず、振り返ってきっぱりとドアを閉ざし、自分を解放して生きることを選んだエルサの、確固たる意思が伝わって来る、素晴らしい楽曲です。
ドレスや髪型も一新し、完全に過去の自分と決別したエルサ。
新しいスタートを切るために、ファッションを変えたり髪を切ったりするのは、私たちも同じですね。
筆者もちょうど、転職活動の時期に聴いていて、ドンピシャで共感を覚え、ずいぶんとパワーをもらいました。
何回聴いても色あせない、大好きな奮起ソングです。
他にも、前向きになれる楽曲がたくさん!
ここでは紹介しきれませんが、気持ちを奮い立たせ、前向きな力をくれるディズニーソングは、どれも心に刺さる名曲ばかりです。
しんどい時や、心が折れそうな時、今回ご紹介した楽曲で、少しでも前向きに気持ちを鼓舞してあげられれば、良いなと思います。
ぜひ、楽曲や歌詞にも注目して、ディズニー作品をより、楽しんでみて下さい!