『インクレディブル・ファミリー』日本版吹替キャスト インタビュー (撮影 / 稲澤朝博)

2018年8月1日(水)全国公開のピクサー最新作『インクレディブル・ファミリー』。

全米では一足早く2018年6月15日(金)に公開され、歴代アニメーションNo.1の興行収入記録を塗り替える大ヒット!

ストーリーの面白さや爽快アクションだけでなく、能力ある女性が社会で活躍する様や、子育ての大変さ面白さも丁寧に描かれている本作。

子供だけでなく大人にもグッと刺さる、あたたかくて素晴らしい家族の物語でもあるのです。

そんな「インクレディブル」な一家のパパで、家事・育児に奮闘するボブを吹き替えた三浦友和さん。

現実的でしっかり者のママであり、ヒーロー復活をかけたミッションで大活躍して行く、ヘレンを吹き替えた黒木瞳さん。

インタビュー中も自然な空気感で、まるでボブ&ヘレンそのままなお二方に、『インクレディブル・ファミリー』への想いや見どころを伺いました。

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イラスティガールは、他の方には任せられない!(黒木瞳)

イラスティガール(ヘレン・パー)役・黒木瞳さん|『インクレディブル・ファミリー』日本版吹替キャスト インタビュー (撮影 / 稲澤朝博)

——大ヒット映画『Mr.インクレディブル』待望の最新作。

声優のオファーが来た時の感想は。

 

黒木:最新作が制作されていると聞いた時、すごく嬉しくて。

イラスティガールは私ですよね?と、思わず聞きに行きました。

前作で吹替を担当しているし、他の方には任せられないな、と。

 

三浦:その積極性がもう、まさにヘレンだよね。

ボブは30代ぐらいの役だし、前作から時間が経っているので…

吹替は他の方だろうなぁと思っていたので、お話を頂いてビックリしました。

ボブ役のオリジナル声優の方も70代と伺ったので、まあ大丈夫かな(笑)と。

黒木:前作もすごく素晴らしい作品だったので、今回参加して、作品を一緒に作り上げるのは喜びでした。

アクションシーンって、意外としゃべらないんです(三浦友和)

Mr.インクレディブル(ロバート・パー / ボブ)役・黒木瞳さん|『インクレディブル・ファミリー』日本版吹替キャスト インタビュー (撮影 / 稲澤朝博)

——収録時に気を付けられた事、大変だった事は。

 

三浦:なるべくオリジナルの声優に近づける演技をするという、大変さはありました。

アクションシーンも満載で、喉を壊してしまったこともありましたね。

普段、あんな声出さないですからね。

 

黒木:私も、ちょうど気管支炎になってしまって。

でも逆に、普段の自分と違う声が出せてよかったです。

災い転じて福となすで、逆にちゃんとヘレンになれたので。

気を付けたことと言うより、1番は楽しんでやれたこと。

そして1度演じているキャラクターなので、初めての時より、すごくスムーズに作品の世界に入って行けました。

 

三浦:前作はアクションシーンが多かったけれど、本作は家事や育児に追われているシーンの方が多く、セリフ量が前作の5倍近くありました。

アクションシーンって、叫び声や呻き声が多くて、意外としゃべらないんですよ(笑)

セリフの多さが、1番大変だったかな、と思います。

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