3、「結婚してる友達が幸せそうに見えない」
「しつこい親には『結婚してる友達を見ててもあまり幸せそうじゃないんだよね』で決まり。年末に帰省したときに『結婚はどうなの』トークが始まったので、そう悲観的に答えたら『そんな人ばかりじゃないわよ……』と言われましたが、すぐに話題が変わりました」(男性/33歳/IT)
周囲の事例を持ち出して、説得力を持たせるパターンです。「結婚して1年で離婚した人を見てるとさ」「既婚の同僚から愚痴ばかり聞かされてさ」など、ディティールを語った上で「だから今は結婚したいと思わない」と伝えると、いくら言ってもムダだと理解してくれるでしょう。
4、「全然モテなくて。誰に似たのかな」
「直接『結婚しないの?』とは言わない母。『●●さん家の●●ちゃん、3月に結婚式だって』という形で、他人の結婚話を交えて間接的に攻撃してくるのが恒例。『私にもいい人紹介してよ。全然モテなくてさ……誰に似たんだろ』と落ち込んだ様子で話すと、それ以降母は結婚・恋愛について何も言わなくなりました」(女性/28歳/出版)
親としては自分の子どもが「モテない」「恋愛できない」と知ると、決してうれしい気持ちにはならないもの。傷つくかもしれませんが、これくらいガツンと言わないと、結婚しなさい攻撃は収束しないのです。
5、「親孝行できなくて申し訳ない」
「すこしどよーんとした空気を作ってしまうかもしれませんが、『親孝行できなくて申し訳ないと思ってます』と伝えるのは効果がありました。あまりに結婚、結婚とうるさかった親が『そんな。親孝行できてないなんて、誰も言ってないじゃない』とオロオロする始末。若干深刻な感じを出して謝れば『この子を傷つけたのかしら?』と思うのか、うるさく言われなくなると思います」(女性/32歳/IT)
結婚を「親孝行」と言い換えて、親をうろたえさせる作戦です。また、自分から謝ることで親は「そんなつもりで言ったわけじゃないのに」と動揺するはず。
親が子どものためを思って「結婚、結婚」と口にしているのはわかります。でも、結婚するのもしないのも私たちの自由。親にコントロールされることではありません。今結婚しない理由、したくなり理由を真摯に話しても、相変わらず口うるさい場合は、上記のようなセリフを放って口をつぐんでもらうことにしましょう。