1年に1度、閉園後の東京ディズニーランドで行われる特別なイベント「サンクスデー」。
普段パークで働いているキャストが、ゲストとして招待され、普段キャストの上司として働いている社員が、この日だけはもてなす側のキャストとして働く、まさに会社がキャストに感謝をする日です。
キャストだけが集う “ありがとうの日” に何が行われているのか、サンクスデー当日に潜入しました。
さらに担当者へのインタビュー、上場以来最高値を更新した株式会社オリエンタルランドの上西社長のコメントもお届けします。
もてなす側は全員上司。普段と違うパークの姿に
1月19日夜、東京ディズニーランドのメインエントランスは、通常営業が終了して出てきたゲストと、サンクスデーの開園を待つゲストでごった返していました。
20時、いよいよサンクスデーの開幕です。今夜のゲストが一斉に「歩いて」入園してきました。
開園前には、ゲストとしてもてなされる時も、キャストとしてのモラルに反しないよう、絶対に走ることがないように放送されていました。
入園時には、サンクスデー専用のTODAYと、サンクスデーデザインのマフラータオルが配布されました。
メインエントランスでは、夜なのにキャラクターグリーティングが行われ、ワールドバザールを入ると上司が「ありがとう」のメッセージを持ってお出迎えしていました。
パーク内では、東京ディズニーリゾートアンバサダーの今枝李衣奈さんの進行で、“みんなが聴きたいディズニーソング” を放送。
事前に募集されたコメントと共に「ディズニー・ファンティリュージョン!」から「ディズニー・イースターワンダーランド」「Let It Go」まで、様々な曲が流れていました。