― 日本武道館での本公演に寄せられた大きな反響を受け実現した追加公演2DAYS ―

株式会社STPR(本社:東京都渋谷区、代表取締役:柏原真人、以下「STPR」)は、当社所属の「莉犬(すとぷり)」のワンマンライブ追加公演『言ノ葉ワンダーランド LIVE in 神戸ワールド記念ホール』を、2025年12月13日(土)・14日(日)の2日間開催いたしました。




■『言ノ葉ワンダーランド LIVE in 神戸ワールド記念ホール』ライブレポート

すとぷり莉犬が関西で6年ぶりのワンマン開催、愛と感動のワンダーランドが終幕へ

2.5次元アイドルグループ・すとぷりの莉犬(りいぬ)が、12月13日・14日に兵庫・神戸ワールド記念ホールで『言ノ葉ワンダーランド LIVE in 神戸ワールド記念ホール』を開催した。

同公演は、8月22日・23日に行われた初の東京・日本武道館公演『言ノ葉ワンダーランド LIVE in 日本武道館』の反響を受けた追加公演で、12月13日に1公演、14日に昼夜2公演を実施。莉犬の関西圏でのワンマンライブは2019年以来およそ6年ぶりとなり、ファイナルの14日夜公演には全国から多くの観客が神戸に集まった。

客席を埋め尽くしていくドレスアップしたリスナー(ファンの呼称)の期待に満ちた表情に、ショーが近づいてきたことを肌で感じる。暗転と共に自ずと浮かび上がったメンバーカラーの赤色のペンライトが幻想的に場内を彩り、一羽の赤い鳥が羽ばたいていくオープニングムービーが流れる……そんなファンタジックな幕開けを担ったのは、8月にリリースされたアルバム『言ノ葉ワンダーランド』でも冒頭を飾る「言ノ花束」だ。大歓声に迎えられた莉犬は艶やかなベロアの衣装をまとい、1曲目から全身で楽曲の世界観を届けるような情熱的なステージングで見せていく。

「今日は来てくれてありがとう! 最後の最後まで一緒に楽しんでいこうね」とあいさつ後も、ダンサーを従え「リバースデイ」で軽やかに舞ったかと思えば、「オッドアイラヴ」では炎の特効とサイバーなサウンドの波状攻撃でアグレッシブに駆け抜け、乱反射するレーザービームもろともあっという間に非日常へといざなってしまう。

MCでは、「『言ノ葉ワンダーランド LIVE in 神戸ワールド記念ホール』最終公演! 終わっちゃう、寂しいよ~」と早くも名残を惜しみつつ、「莉犬くんのこと大好き? 俺の方が愛してるよ」とファンサを欠かさない莉犬は、その歌声のみならずトークでも心地良く翻弄。続いて、「これからも俺のこと、全力で推してくれる?」と、文字通り最強☆最推しの莉犬が導いたスーパーポップな「最強☆最推しセンセーション!!」では、さながらミュージカルのようなパフォーマンスでも魅了する。
ここでオーディエンスの目線は再びスクリーンへと移り、赤い鳥が山々を抜けたどり着いたのは、カラフルな不思議の森という新たな舞台。映像とライブを巧みに行き来する演出は、まさに2.5次元のワンダーランドにいるかのよう。ダンサーと横一線となり歌い踊った光景も壮観な「ないことば」や、チェアのキャスターを駆使し縦横無尽に動き回った「へんしん!」、キッチンをモチーフにファニーなダンスを披露した「わんぬ」と、次々と見せ場が変わる構成もお見事で、「ヒロイン(ハート)キラー」や「ヨンダラン!」ではアリーナからスタンドまで手を振り、リスナーを歓喜させる莉犬。

その後も、「みんなのことがめちゃくちゃ見えるぞ。俺のことがかわいいのかい? でも君の方がかわいいよ。オシャレしてくれてうれしいな」とメロ過ぎる莉犬が、「今日は他にも王子様がいるような気がするんだけど……」と切り出すと、すとぷり内公式ペアの相方・るぅとが登場! 早速、「ちこくしてもいいじゃん」から莉犬との丁々発止の掛け合いで沸かせ、手をつなぎステージを横断する、るぅりーぬの2人。行き当たりばったり(!?)のやり取りもほほ笑ましい限りで、「るぅとくん、俺の目を見て。今日は初めてオッドアイを隠さずに来てみたんだ」と明かした莉犬に、見ているこちらがドキッとするほど顔を近づけたるぅとが、「ワンダーランドは好きにしていい場所だからね」と返したのも何とも粋だった。

記念撮影を経て、背中合わせで歌い始めた「Who's your prince?」は、個性の異なるボーカルが重なり合うぜいたくなミドルチューン。一転、高速BPMの「シャッターチャンス!」ではダンサー共々躍動感たっぷりに聴かせ、去り際にるぅとが「最後の最後まで一瞬一瞬をかみ締めるように楽しんでいってください。帰るまでが遠足(笑)、夜の森には気を付けてね」とメッセージを残す。

ここでスクリーンに映し出されたのは、雷鳴が轟く嵐の中を突き進んだ先で訪れたひとときの静寂。それを切り裂くエッジィなギターを合図に、一気に壮絶なるダークネスへ突入した「ウツロ」に続いて、「ファーストバイト」ではベッドの上で白いシーツを振り乱し、切々と歌い上げる莉犬。そして、秘めたる心情をつづった自叙伝的な「Since 1998.」をエモーショナルに歌唱。大サビで深紅のエレキギターを一心不乱にかき鳴らした「光」では、必死に手を伸ばし思いを歌に乗せ飛ばそうとする莉犬の姿に、歌い手としての信念と執念がにじみ出る。来年で活動10周年を迎えるすとぷりの歩みを回顧するムービーを経由し、壮大なスケールと荘厳な雰囲気に包まれるなか「迷い星の歌」を放った莉犬は、意を決したまなざしでこう語る。

「歌いながら、こうやって君と会えていることは当たり前じゃないんだなと実感しています。まずワンマンライブ自体、君が見たいって好きを声に出してくれたから、こうして追加公演までかないました。いつだって俺の活動は、君が一緒に夢を見てくれるから、一歩ずつ前に進むことができています。活動を始めた当初はまだ高校生で、何者でもなかった俺がすとぷりに入って……まず10年続くなんて誰も思ってなかったから。そうやって居場所が見つかって……君には誰よりも幸せになってほしいし、俺を莉犬くんでいたいと思わせてくれて、君のそばで生きたいと思わせてくれて、本当にありがとう。また明日からも一緒に生きてください。俺は誰よりも君の味方だから。俺の信じる君を信じて、愛して、またこうやって未来でも隣にいてください。君のおかげで頑張れてるって、君のことが大好きだって分かってるの? これからもいっぱい大好きを伝えるから、ずっとそばにいてね」

何度も涙ぐみ感謝を伝えようとする莉犬に、たまらずすすり泣くリスナー。クライマックスは、そんな莉犬の原点とも言える「ルマ」を皮切りに、「SWEETHEART」~「ラブヒーロー」~「恋のつぼみ」と矢継ぎ早に畳み掛ける極上メドレーへ! 2時間の音楽の旅を共にし、感情が今にも溢れ出しそうな「よくできました◎」、そのタイトル通りの見えない力をそこにいた全てのリスナーが感じたに違いない「Kizuna」を歌い終わると、スクリーンには赤い鳥に加え、オレンジ、ピンク、黄色、水色、紫の鳥が現れ、エンドロールが緞帳を駆け上がる。

やまないアンコールにピッタリの「エンドロールのその先へ」をささげた莉犬は、「来年もすとぷりの10周年だったり『STPR Family Festival!! 2026』があるんで、また会いに来てくれますか? 赤のペンライトを振ってくれる? いっぱい会える年になるように頑張るからよろしくね!」とリスナーと約束。キャリアを重ねた今でもまるで純度がなくならない「聞こえますか」やドラマチックな疾走感が秀逸な「君の方が好きだけど」を熱唱した後は、再度るぅとを呼び込み、生声で「ありがとうございました!」と出演者全員で深々と頭を下げる。さらに巻き起こったダブルアンコールに莉犬は、「君たちまだ俺と会いたいの? 特別だよ!」と「人生勝利宣言!」を送り、胸いっぱいのフィナーレへ。6年ぶりの関西でのワンマンライブ3公演を見事に締めくくった、愛と感動のファイナルとなった。


取材・文:奥“ボウイ”昌史(@oku_boy)
撮影:MATSU


■『言ノ葉ワンダーランド LIVE in 神戸ワールド記念ホール』セットリスト

M1 - 言ノ花束
M2 - リバースデイ
M3 - オッドアイラヴ
M4 - 最強☆最推しセンセーション!!
M5 - ないことば
M6 - へんしん!
M7 - わんぬ
M8 - ヒロイン(ハート)キラー
M9 - ヨンダラン!
M10 - ちこくしてもいいじゃん (莉犬×るぅと)
M11 - Who's your prince? (莉犬×るぅと)
M12 - シャッターチャンス! (莉犬×るぅと) ※12/13公演・12/14 公演2部
   好きすぎ注意報(ハート) (莉犬×るぅと) ※12/14公演 1部
M13 - ウツロ
M14 - ファーストバイト
M15 - Since 1998.
M16 - 光
M17 - 迷い星の歌
M18 - ルマ
M19 - メドレー SWEETHEART / ラブヒーロー / 恋のつぼみ
M20 - よくできました◎
M21 - Kizuna

EN1 - エンドロールのその先へ
EN2 - 聞こえますか ※12/13公演・12/14 公演2部
    タイムカプセル ※12/14公演 1部
EN3 - 君の方が好きだけど
EN4 - 人生勝利宣言! ※12/14公演 2部のみ


■ライブ写真

































■開催概要

【公演タイトル】 言ノ葉ワンダーランド LIVE in 神戸ワールド記念ホール
【開催日時】 
-2025年12月13日(土) 開場17:00/開演18:00
-2025年12月14日(日)
 1部 開場12:00/開演13:00
 2部 開場17:00/開演18:00
【会場】 神戸ワールド記念ホール 〒650-0046 兵庫県神戸市中央区港島中町6-12-2
【特設サイト】https://rinu-budokan2025.stpr.com/

■莉犬 Profile




株式会社STPR が活動をサポートする2.5 次元アイドルグループ「すとぷり」のメンバー。赤色担当。インターネット動画配信を中心に人気を博し、YouTube チャンネル登録者数は225万人、TikTok フォロワー数130万、各SNS の合計フォロワー数856万人にのぼる。(2025年12月現在)
歌ってみたを中心に、アニメ制作も手掛けるなど多彩に活躍。2024年7月公開の「すとぷり」初となるアニメ映画『劇場版すとぷり はじまりの物語~Strawberry School Festival!!!~』では、主演声優に抜てきされるなど、声優としても活動の幅を広げている。同年10月には冠ラジオ番組がスタート。2025年5月にはオリジナルアニメの漫画が発売。同年8月には、3rdフルアルバムリリース&日本武道館でのワンマンライブ2DAYS開催。さらに12月に追加公演を2DAYSで開催。

オフィシャルリンク
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■株式会社STPRについて
「クリエイティビティと情熱で、世界をもっと楽しくする」というPurpose(パーパス:目的)に向かって、次元を超えた魅力的なコンテンツを創り出し、エンターテインメントの可能性拡張を目指す【総合エンタメプロデュースカンパニー】です。2018年6月15日に創業し、2.5次元アイドルグループ「すとぷり」の活動をプロデュース&サポート、自主音楽レーベル「STPR Records」の運営や、ライブやイベントの企画制作、クリエイターのキャラクタービジュアルをプロデュース、グッズの企画制作販売を行うMD(マーチャンダイジング)事業を展開。

現在は、YouTubeやTikTokなどのプラットフォームと提携し、音楽原盤や映像コンテンツを軸としたライセンス管理や収益化サポート、プロモーション等を含めたソリューション提供を行う『MCN事業』等も拡大中。
2022年、事業拡大に伴い、新オフィスを「渋谷ヒカリエ」最上階へと移転。オフィス内には音楽スタジオ&モーションキャプチャースタジオが併設されており、コンテンツスタジオ【STPR Studio】を設立。XRコンテンツの企画制作を行うSTPR Studio事業を開始。2023年にはシンガポール法人を設立し、クリエイターやコンテンツのアジア展開も実施。2024年からは、M&AやCVCなどの投資事業を本格的に開始。

会社名:株式会社STPR
所在地:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ34F
設立:2018年6月
代表者:柏原 真人
URL:https://stprcorp.com/
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