TENNOZ ART FESTIVAL 注目の24作品目が誕生
一般社団法人 天王洲・キャナルサイド活性化協会(東京都品川区/代表理事 三宅康之)は、「TENNOZ ART FESTIVAL 2025」(天王洲アートフェスティバル2025)第2弾として、グラフィティアートで知られるアーティスト、バリー・マッギーの大型壁画「Untitled」を公開いたしました。

Untitled (C)TENNOZ ART FESTIVAL 2025 Work by Barry McGee Photo by Yusuke Suzuki (USKfoto)
「TENNOZ ART FESTIVAL」は、“アートの島=天王洲アイル”を舞台に、2019年から継続して運河沿い建築物や駅通路への大型壁面アートの制作や、公開空地への立体アートの設置を行っています。本年の第1弾は、生命の根源を描く現代アーティスト淺井裕介を迎え、寺田倉庫G号壁面に高さ約24m、横幅約45mの大型壁画作品「何も語るな、何も記憶するな、全て忘れろ」を制作しました。第2弾はストリートカルチャーと現代アートの領域を横断する、国際的に最も影響力のあるアーティストの一人として高く評価されているアーティスト、バリー・マッギーの「Untitled」を追加しました。なお、本作は2025年10月に開催された「MEET YOUR ART FESTIVAL 2025(MYAF2025)」との連携により特別に実現した取り組みであり、制作にあたっては、MYAF2025開催前に作品のベースを壁面に施し、MYAF2025開催期間中を先行公開期間としてフェスティバル内を象徴的に彩った後、バリー・マッギー自身がさらに手作業による加筆を行うことで完成へと至りました。これにより、TENNOZ ART FESTIVALで公開した壁画や立体のパブリックアートは合計24作品になります。
アーティスト:バリー・マッギー(Barry McGee)
設置場所:天王洲ポンプ所(東京都品川区東品川2丁目1-18)
制作年:2025年10月
協賛:リンテック株式会社
【TENNOZ ART FESTIVAL 2025での壁画制作の様子】

Photo by Yusuke Suzuki (USKfoto)

Photo by Yusuke Suzuki (USKfoto)

Photo by Yusuke Suzuki (USKfoto)
都下水道局天王洲ポンプ所の壁面に制作
天王洲ポンプ所は、下水をきれいな水に処理する水再生センターへ送水するための、東京都が管理する施設です。このポンプ所は、天王洲アイルのシンボルである水上複合施設「T-LOTUS M」に隣接するボードウォークに面し、新東海橋から天王洲アイルへと続く導線、すなわち「島の玄関口」という極めて象徴的な場所に位置しています。
この度、天王洲ポンプ所の壁面にアート作品が描かれたことにより、アートの島である天王洲を訪れる皆様を歓迎する作品が完成しました。

Photo by Yusuke Suzuki (USKfoto)
【作品について】
都市空間に溢れる看板、広告、写真、ポスター、落書き──。この作品は、そうした視覚情報の氾濫と雑多さを「日常の風景」として取り込み、観る者に都市での過負荷を体験させます。作品には、ホームレスや社会の周縁にいる人々の姿が含まれており、都市の日常風景の影で見逃されがちな存在に光をあてています。ストリートの非公式なマークや落書きを展示空間に持ち込むことで境界を曖昧にする──これはバリー・マッギーの典型的なスタイルです。シャッター面には、プロジェクトメンバーの名前がグラフィティとして描かれています。
【バリー・マッギーについて】
1966年サンフランシスコ生まれ
カリフォルニア州ベイエリアのアーティストの中では近年最も国際的に知られ影響力を持つ現代アーティスト。サンフランシスコで育ち、サンフランシスコ・アート・インスティテュート(1991年卒)にて絵画と版画を学び、サンフランシスコ近代美術館やボストン現代美術館、ヴェネチア・ビエンナーレ、プラダ財団など世界各地で作品展示をおこなう。ストリート・アートやグラフィティ・カルチャーをギャラリーや美術館という環境の中で紹介したパイオニアとして知られる。アメリカの民芸芸術、メキシコの壁画、サーフカルチャーなど、幅広い影響を取り入れたマッギーの作品は、都市生活の多様性を称え、社会の末端に存在する人物を描くことで、消費主義文化や商業主義主導の社会を批判している。

水辺とアートの街、天王洲
倉庫やミュージアムだけでなく、街をまるごとアートにするTENNOZ ART FESTIVAL 2025
「TENNOZ ART FESTIVAL」は、“アートの島=天王洲アイル”を舞台に、2019年から継続して運河沿いの建築物や駅通路への大型壁面アートの制作、公開空地への立体アートの設置を行うプロジェクトです。近年、倉庫を利活用したミュージアムやアートギャラリーが集積するアートシティとしても注目が集まる天王洲ですが、水辺や街路空間などのロケーションを活かした「TENNOZ ART FESTIVAL」との相乗効果により、アートによる天王洲アイルの魅力向上を目指しています。


OUT OF BOUNDS (C)TENNOZ ART FESTIVAL 2024 Work by Meguru Yamaguchi Photo by Yusuke Suzuki (USKfoto)


何も語るな、何も記憶するな、全て忘れろ (C)TENNOZ ART FESTIVAL 2025 Work by 淺井裕介 Photo by Yusuke Suzuki (USKfoto)

TENNOZ ART FESTIVAL 2019 Work by ARYZ Photo by shin hamada
TENNOZ ART FESTIVAL 2020 Work by Momo Yoshino Photo by shin hamada
TENNOZ ART FESTIVAL 2020 Work by Keeenue Photo by shin hamada
■過去の参加アーティスト一覧(敬称略・順不同)
淺井裕介、ARYZ、Kenta Cobayashi、DIEGO、松下徹、Rafael Sliks、Lucas Dupuy、日比淳史、Keeenue、吉野もも、Stachu Szumski、市田小百合、清水はるみ、KINJO、COIN PARKING DELIVERY、加藤智大、山田美優、日比谷泰一郎、佐藤周作、チームがんばりくん(奥田琴乃、岡美咲)、松崎大輔、門秀彦、江藤雄造、宇宙船地球号(加集陽、市川凛)、MISO(津田宙、木下未琴)、フカザワユリコ、山口歴
会場:天王洲アイル一帯 ※継続展示作品を含む各アート作品の設置場所は公式サイトをご確認ください
エリアMAP: https://www.google.com/maps/d/edit?mid=1tUHeQG4qgYOzHmWei45cX4sg8Rr7IBg&ll=35.62240531908824%2C139.74896055000002&z=17
TENNOZ ART FESTIVAL公式サイト:https://tennoz-art-festival.com
公式Instagram:https://www.instagram.com/tennozartfes
天王洲の水辺観光は可能性の宝庫。水辺を活かした観光コンテンツを世界へ届けるために奔走する人々とその想い
PR TIMES STORY:https://prtimes.jp/story/detail/YxRG4OFZEGr
【天王洲・キャナルサイド活性化協会】
公式Facebook:https://www.facebook.com/tennozucanal
公式Instagram:https://www.instagram.com/tennoz_canal
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