男性が抱えている複雑な胸の内って?

また、なかには男性特有の悩みを持つ人も少なくないようで、「ホワイトデーのお返しのことを考えると気が重いから」と声を寄せる男性も約6割に及んでいるよう。確かに本命相手ならまだしも、義理チョコのお礼を考えるのが不慣れという男性は少なくなさそうです。

ほかにも「チョコの数で男としての優劣が評価されるのが嫌だから」「1日が終わるまでどこかで期待している自分が嫌いだから」と、もらう側としての複雑な胸の内も垣間見えました。
特に気になる人がいなくても、「会社の帰りに誰かチョコを渡してくれるんじゃないか……」と妙にソワソワしてしまうのは、やはりバレンタインシーズンならではの男性の心境と言えそうですね。

 

女子がバレンタイン当日に気をつけたい注意点2つ

とはいえ、これら男性側の事情を目にすればするほど「天邪鬼なだけで、何だかんだ言って男性ってチョコが欲しいんじゃ……?」「少しでも欲しいと思っているならあげようかな」と、アプローチに意気込む女性たちも少なくないのでは?

そんな女性たちに向けて、今回はさらに男性にチョコをあげる時に気をつけたい注意点について考えてみました。

●義理チョコと本命チョコの区別をちゃんとつける
義理チョコは「500円」、本命チョコは「1000~2000円」を目安に考えている女子は多いはず。でも、お世話になっている職場の先輩や年上の知り合いに対して、「500円はちょっと安すぎるかな……」と考えて「1000円代」のチョコを検討している女子もいるかもしれませんね。

ただ、株式会社アイシェアが20~40代の男女419人に行った「バレンタインに関する意識調査」によると、男性の約1割が「本命チョコと義理チョコの区別がつかない」という結果が明らかになっているのです。
もしかしたらあなたの気遣いが、男性を「これは義理チョコなのか、それとも……?」と頭を悩ませてしまっているかも……。

本命相手ならプレゼントを一緒に添えたり、メッセージカードでしっかりと好きの気持ちを伝えてあげて。義理チョコなら「◯◯さんにはお世話になっているので」「お礼はいらないので、もし良かったら」と前もって告げておくと、男性の勘違いを防ぐことができそうです。