ふるさとの魅力ある地元食材を、美しく調理することで一層魅力的なものに
日本全国に103院(2025年12月現在)を展開する美容クリニック「TCB東京中央美容外科」(理事長:寺西 宏王、以下「TCB」)は、2025年12月17日(水)に愛媛県松山市の小学校にて、料理研究家の中村和憲さんと合同で食育に関する出張授業を行ったことをお知らせします。
『味覚×美』をテーマに、それぞれの食材が持つ魅力と、その魅力を更に高めるための美しい調理方法を座学と実習により子どもたちに伝えました。

出張授業は座学と実習の2部制で行われました。
まず始めに医学的な観点から、味覚を感じる仕組みと、美しさを感じる仕組みについての講義により知識を習得。その後は地元愛媛の冬の味覚「ぶり」を使用したぶりしゃぶの調理実習を行い、座学で学んだ内容を実践しました。
見た目が美しい料理は食欲を増進させる効果を実感してもらうことと、各食材からとった出汁のうま味を体感してもらうことを狙いとし、美容外科医として普段から美と健康に向き合うTCB中園医師が行った医学的な内容の講義を踏まえ、料理研究家の中村和憲さん指導のもと小学生らが調理を行いました。
■TCB×中村和憲さん 食育出張授業 開催概要
■TCB×中村和憲さん 食育出張授業・日時:12月17日(水) 9:10~10:55 (※終了しています)
・場所:松山市立双葉小学校
・住所:愛媛県松山市土居田町123−3
・対象:小学6年生(約100人)
■出張授業プログラム内容
開会あいさつ・趣旨説明食育授業(座学)
TCB中園医師による味覚の仕組み・美の仕組みに関する講義
愛媛のぶりに関するDVD鑑賞


食育授業(体験)
グループに分かれて、ぶり・野菜の盛り付けコンテスト






食育授業(体験)~試食~
中村和憲さん指導のもと調理実習
うま味を含む食材を追加するたびにぶりしゃぶを味わい、異なるうま味のかけ合わせで変化、深まる味わいを体験










感想交流・総括
感想を発表し、お互いの学びを深める
TCB中園医師より総括コメント

講師を務めた二人 左:中園秀樹医師 右:中村和憲さん
■味覚
人の味覚は、食べ物の化学物質が舌や口内の味蕾(みらい)にある味細胞の受容体と結合し、その情報が味覚神経を通じて脳に伝達されることで認識されます。
子ども時代にその基本形が形成されると言われており、「甘味」「塩味」「酸味」「苦味」そして「うま味」、この5つのバランスで「おいしい」と感じる仕組みとなっています。
・甘味:エネルギー源の存在を教える役割
・塩味:塩などに含まれるミネラルの存在を教える役割
・酸味:腐敗物の存在を教える役割
・苦味:毒物の存在を教える役割
・うま味:肉や魚などに含まれるアミノ酸、たんぱく質の存在を教える役割
うま味は更に下記の3つに大別され、組み合わせることで相乗効果が生じます。
・グルタミン酸:昆布、トマト、セロリ、玉ねぎ、にんじん、長ねぎ、しょうが、チーズ、緑茶など
・イノシン酸:かつお節、煮干し、豚肉、牛肉、鶏肉、魚介類など
・グアニル酸:干し椎茸、乾燥きのこ全般など
今回のぶりしゃぶ調理実習では、出汁に食材を段階的に加えてその都度味を確かめることで、うま味の変化を体験します。
■美
料理が美しく見えるためには、「彩り」「高さ」「バランス」の3つが重要と言われます。
・彩り:彩り豊かな盛り付けにすると見た目が華やかになり、料理がさらにおいしそうに感じられます
・高さ:料理を盛り付けたときに高低差があると、料理に立体感が出て見栄えが良くなります
・バランス:お皿に盛り付けられた料理の量と余白のバランスが、全体の印象を大きく左右します
今回の調理実習では、ぶりや野菜などの食材を、彩り豊かに美しくおいしそうに盛り付ける体験をします。コンテスト形式で、各グループの盛り付けの美しさを競います。
・メディアでの紹介
今回の取り組みの模様を各メディアにも取り上げていただきました。
■南海放送
『冬の味覚をしゃぶしゃぶで 地元食材使った食育授業【愛媛】』
https://news.ntv.co.jp/n/rnb/category/society/rbb655e88231014b0da209e63f38278eb0
■itvあいテレビ
『料理の「見た目」と「味」の関係とは 小学校でユニークな食育授業 医師と料理研究家が講師に【愛媛・松山】』
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/itv/2354721?display=1
■eat愛媛朝日テレビ
『TCB×料理研究家中村和憲さんによる食育授業【愛媛】』
https://eat.jp/eat/?ehimenews=202512179084
■中村和憲さん

中村和憲 Kazunori Nakamura
食文化・料理研究家
「幸せの種まき」をライフワークとして愛媛県内を中心に活動。「キッチンは幸せをつくる場所~おいしい記憶」をテーマに、食、食材の素晴らしさを楽しいストーリーとオリジナル料理で伝えている。
TV、ラジオ、イベント出演をはじめ、学校等における食育活動も20年以上。これまで延べ600校を超える学校等で講演やワークショップを行なうとともに、食を通じた地域活性化事業に高校生が参画する機会を長年にわたり創出している。県産品を使った商品開発・レシピ監修、各種商品プロモーション企画等多数。
「食べる(食)」という字を分解すると「人を良くする」。食事は人を良くする事、それが本当の意味です。
毎日の食事は体・心・あたまの健康につながります。たとえば私たちの体は「食べたもの」でできています。ある試算によれば人が一生で食べる量は80トン。命を生きるためにこんなに多くの命のお世話になるわけで、まさに「食べることは生きること」そのもの。言い換えれば「食べることを大切にすることは生きることを大切にすること」です。「いただきます」という感謝の心を豊かに育てていきたいですね。
「健康」は美しさ。体の健康はもちろん、心が健康であればそれは一人ひとりの輝きとなって人生を彩ってくれます。この授業を通して未来を担う子どもたちが学校という楽しさの中で食について、またそこから想像する一人ひとりの輝く未来について考えるきっかけになることを願っています。
「美しく食べることは美しく生きること」
■TCB 中園秀樹医師

中園 秀樹 Hideki Nakazono
TCB東京中央美容外科 医師
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会 正会員・専門医
<経歴>
2006年 久留米大学医学部医学科 卒業
2008年 久留米大学病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科
2008年 飯塚病院 耳鼻咽喉科
2010年 九州がんセンター 頭頸科
2011年 聖マリア病院 耳鼻いんこう科
2015年 大牟田市立病院 耳鼻科医長
2017年 久留米大学病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科
2023年 TCB東京中央美容外科
プライベートでは冒険やチャレンジを好み、エベレスト(標高8848m)登頂、サハラマラソン(約250km)完走など。
・TCBクリニック概要

TCB東京中央美容外科は日本全国に103院を展開する美容クリニックグループです。身体への負担の少ないプチ整形をはじめとしたさまざまなメニューを取り揃え、患者様の「キレイを幸せに」を実現します。「理想のあなたを着飾る」美容医療を。TCBは徹底したカウンセリングとシミュレーションにより、患者様の「理想」をどこまでも追い求めます。
クリニック名:TCB東京中央美容外科
理事長:寺西 宏王
クリニック数:103院(2025年12月時点)
診療時間:9:00~19:00
(9:00~10:00はカウンセリングのみ・一部の院では診療時間が異なります)
休診日:院により異なります 【WEB・LINE予約は24時間365日受付中】
オフィシャルサイト:https://aoki-tsuyoshi.com/
■本件に関するお問い合わせ
広報担当 石川 将之(一般社団法人メディカルアライアンス)
ishikawa.masayuki@medical-alliance.or.jp
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