働く道具から迎える風景へ 醤油の重石がつなぐ過去と現在の玄関アプローチ

玄関へと続く石畳と醤油の重石が並ぶアプローチ。かつての醤油づくりの記憶が残るお屋敷ステイ 幸の入り口
【新プラン開始】重石のアプローチを案内する「玄関アプローチ小さなツアー」を2026年1月より提供開始
小豆島リトリーツ株式会社(香川県小豆郡小豆島町、代表取締役:加藤直樹)が運営する一棟貸し宿「お屋敷ステイ 幸(こう)」は、玄関アプローチに並ぶ醤油の重石の歴史を紹介する宿泊者向けミニプログラム「玄関アプローチ小さなツアー」を2026年1月より開始しました。 これに合わせ、同アプローチに込められた醤油づくりの記憶と再生の背景を紹介します。「お屋敷ステイ 幸(こう)」の象徴は、玄関まで続くアプローチに静かに並ぶ、いくつもの大きな石です。 それは単なる庭石ではなく、かつて醤油を搾る際に使われていた重石であり、この家が「醤油の名家」の邸宅であったことを物語る風景そのものです。
醤油づくりの記憶を刻む「重石」の列

醤油を搾る際に使われていた重石。表面の傷が長い年月の仕事を物語る。
お屋敷ステイ 幸の玄関アプローチには、大小さまざまな石が等間隔に並べられています。これらは、かつて蔵で醤油を搾る際、圧力をかけるために使われていた重石で、家業を支えた「働く道具」が今は客人を迎える「しつらえ」となっています。 表面の欠けや丸み、質感の一つひとつに、仕込みと搾りを繰り返してきた年月の重みが刻まれています。
宿の再生にあたり、この重石を撤去してシンプルな石畳にする案もありましたが、「ここを歩くたびに、昔の仕事や家の歴史を感じてほしい」という思いから、そのまま残すことを選びました。
宿泊体験の一部として残された「風景そのもの」

重石の列の先に見える玄関。かつて家業を支えた道具が、今はゲストを迎える風景に。
玄関アプローチは、宿泊客が必ず通る場所であり、「非日常」への入り口となる重要なシーンです。 車を降り、荷物を手に、重石の横を一歩ずつ進む時間は、ただの通路ではなく「この家が歩んできた時間の上を歩く体験」として設計されています。
夜は足元のライトに照らされた重石が浮かび上がり、昼間とは違う表情を見せます。 かつて働く道具として使われていた石が、今は静かに佇みながら、家族旅行や2・3世帯の滞在を見守る存在になっているのです。
新プログラム「玄関アプローチ小さなツアー」について
今回開始した「玄関アプローチ小さなツアー」では、チェックイン当日または翌朝に、宿のスタッフが玄関アプローチをご一緒に歩きながら、重石が醤油づくりに使われていた経緯や、元オーナーが家業と家を守ってきた背景を5~10分程度でご紹介します。- 対象:お屋敷ステイ 幸にご宿泊のすべてのお客様(希望制・無料)
- 開始日:2026年1月4日
- 所要時間:約5~10分
- 内容:重石の役割、醤油づくりの流れ、この家がたどってきた歴史についてのガイド
「ただ写真を撮って通り過ぎる」のではなく、「この石は何をしてきたのか」を知っていただくことで、玄関アプローチを通る時間そのものが、より深い滞在体験になることを目指しています。
古いものを「飾り」にしない再生のあり方

廊下から庭と蔵を望む。過去の仕事場が現在の滞在空間になっている。
お屋敷ステイ 幸の再生では、「古いものを“なんとなく残す”のではなく、意味を持ったまま使い続ける」ことを大切にしてきました。 重石を玄関アプローチに配置したのも、単なる装飾ではなく、醤油づくりの歴史や、元オーナーが守ってきた家業への誇りを感じられる場にしたいという意図があります。
宿の案内では、重石の役割や、かつてこの家で行われていた醤油づくりの話も紹介しており、「ただ泊まる」だけでなく「土地の背景を知る」きっかけにもなっています。 こうした“小さな物語”の積み重ねが、島時間を味わう滞在価値を高めています。
公式サイト
公式サイト: https://oyashiki-stay.com
お屋敷ステイ 幸の主な特徴
収容人数:定員9名(客室4室、リビング、ダイニングキッチン)
設備:半露天風呂、サウナ、蔵BAR、月見台、日本庭園、自家菜園
料金目安:平日2名 77,100円~(税込、3名以上1名ごと15,000円追加)
住所:香川県小豆郡小豆島町苗羽甲1476
小豆島リトリーツ株式会社事業内容:古民家一棟貸し宿の運営、地域資源を活用した体験プログラムの造成及び販売
許認可:旅館業、旅行業(地域限定)、酒類販売業、古物商
私たちは小豆島の美しい自然と豊かな歴史を、より多くの人々に知っていただくために観光事業に取り組んでいます。古民家一棟貸し宿や島の魅力満載の観光ツアーを通じ、特別な体験をお約束致します。
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