仮面夫婦を避けるために心がけたいこと

ですが、仮面夫婦は決して正常な状態ではなく、息の詰まる家庭ではストレスが溜まる一方です。

本来、愛情があって結ばれた関係であるのが夫婦。絆を取り戻すには、自分から関わっていく姿勢を見せるのが改善の第一歩になります。

 

・「おはよう」などこちらから声をかけていく

・「ありがとう」「お疲れさま」など感謝の言葉を忘れない

・夫婦だけの時間を作る

 

今まで「おやすみ」も言わずお互いの寝室で寝ていたのに、急に朝の挨拶をするなんて抵抗を感じるかもしれません。

ですが、どちらかが関係を修復するきっかけを作らない限り、冷めた心はそのままです。

夫に期待するより、まずは自分から動いていくのがベター。妻が変わったことがわかれば、夫の気持ちにも変化が生まれます。

「今日もお疲れさま」のように夫をいたわる言葉も、昔は自然と口をついて出ていたはず。改めて妻から言われれば、嫌な気持ちになる夫はいません。

「ありがとう」は、何より心をあたたかくする言葉です。自分の存在を認めてもらえている、と夫が実感することで、夫もまた妻に声をかけやすくなります。

また、少しずつでいいので夫婦ふたりで過ごす時間を作りましょう。週末に好きなお酒を開けて映画を観たり、外食に出かけたり、同じ家で暮らしているからこそすぐにできることはたくさんあります。

気恥ずかしくてなんて声をかければ良いかわからない、断られるのが怖いと感じるときは、「ねぇ、あなたの好きな○○が食べられるお店を見つけたんだけど」と夫の好みに合わせた提案をすると、夫も受け入れやすくなりますよ。

仮面夫婦の悲しいところは、お互いに何を考えているかがわからないことです。

心が通じ合わないまま一緒に暮らしていても、信頼がなければ何かあったときに頼ることもできず、また相手に問題が起こったときも協力することができません。

それでは、何のために結婚しているのかわかりませんよね。

夫婦とは、本来、愛情で結ばれたつながりです。改めて今の自分と夫の状態を見直し、こちらから積極的に関わろうとする姿勢を取り戻すことが、仮面夫婦を避ける第一歩になります。

プロフィール:37歳で出産、1児の母。 これまで多くの女性の悩みを聞いてきた実績を活かし、 復縁や不倫など、恋愛系コラムライターとして活躍中。「幸せは自分で決める」がモットーです。ブログ:Parallel Line