2.角度で口元を隠すと、怖がっている表情に
今度は「ゴーストを怖がるミッキー」をテーマに撮ってみました。
先述の例と同じく、ミッキーの口元がニコニコ笑っていては、怖さを表現する上で得策とは言えません。
そこで、うつむいたようなポーズにすることで、口元を隠します。
両手は顔に添えることで、怖くて泣いているような表情になりました。
余談ですが、前回のぬい撮り記事では「ミニーにうっとりするミッキー」と題して、今回と同じく顔に手を当てるポーズで撮った写真をご紹介しました。
2枚を比べてみると、ポーズは同じでも、角度ひとつで大きく表情が変わることが分かりますね。
3.下から煽り気味で撮ると、魔の力に操られたような表情に
上述した2つの例は口元を隠す作戦でしたが、反対に、口元をしっかり見せて、顔の真下から煽り気味で撮るのもおすすめです。
煽り気味で撮ることで、ミッキーやミニーの鼻で目の一部が隠れます。
黒目の面積に対して白目がはっきり見えるようになるので、まるでミニーちゃんに見下げられているような写真に。
ディズニー・ヴィランズのような、「美しくも恐ろしい」イメージを表現するのにぴったりです。
また、ミッキーたちが口元や鼻の下をはっきり見せるこのポーズは、東京ディズニーランドで公演中のハロウィーンのパレード「スプーキー“Boo!”パレード」でも見ることができます。
極端に上を向いたような仕草をすることで、ミッキーやミニーがゴーストたちに操られているような不気味さが表現できるわけです。これはぬい撮りでも使えるヒントになりますね。
今回は「不気味な表情」にフォーカスしてぬい撮りのコツをご紹介しましたが、園内には楽しい雰囲気で撮れるハロウィーンのフォトロケもたくさんあります。(本記事フォトギャラリーにて作例を公開中!)
あなたもぜひ、撮りたいイメージにあわせて、ぬいぐるみさんのポーズや角度を研究してみてくださいね!
■「ディズニー・ハロウィーン」
東京ディズニーランド/東京ディズニーシー
2018年9月11日(火)から10月31日(水)まで
■ポージープラッシー
ミッキー、ミニー、ドナルド、デイジー(各 ¥2,200)
※商品およびメニューは品切れや金額、内容等が変更になる場合があります