その間も、相手役のダコタ・ジョンソン(25)のほうは、考えを変えることなくこの映画にとどまっている。ジョンソンは、メラニー・グリフィスとドン・ジョンソンの娘。両親には、オーディションに受かるまで、この映画に出たいと思っていることを秘密にしていたという。
「パパもママも、知らせを聞いて、すごく驚いたわ。でも、その後は、私が役を得たことを誇りに思うと言ってくれた。両親が原作を読んでいるかどうかは知らない。ママはもしかしたら1冊目を読んでいるかもしれないけれど、パパは絶対に読んでいないと思うな。」
過激さという意味でも、最高のデート映画
ジョンソンにいわせれば、セックス描写は、「体の一部のクローズアップが多く、実際にふたりがセックスしている様子を見せるというよりも、観客の想像を掻き立てさせるようなもので、とても美しい」らしい。それでも、イギリスで18歳未満の入場を禁止する厳しい指定を受けたところを見ると、過激さという意味でファンの期待が裏切られることはなさそうだ。
ジョンソンも、「完成作を本当に気に入っている。この映画は、最高のデート映画。それに、良い意味であなたを驚かせてくれるはずよ」と自信満々の様子。
北米では、初公開週末に、6000万ドルという、大人向け恋愛映画ではありえないような売り上げが見込まれており、すでに、2冊目、3冊目の映画化も決まっている。
この一大現象に乗り遅れたくないなら、この週末、さっそく映画館に出かけよう。