嫌いな人はほとんどいないんじゃないのか?というくらい、誰もが大好きなチョコレート。この季節はスーパー、百貨店、コンビニだけでなく、かたやお洒落なカフェなどでもオリジナルチョコを販売しているのを目にしますね。
そんなチョコレート、ただただおいしいと食べているなんてもったいない!実は嬉しい効果が満載なんです。本命チョコの方も、義理チョコの方も、自分用チョコの方も、せっかくならHAPPYな効果を感じつつ、おいしく頂いちゃいましょう!
チョコレートの豆知識
チョコには、なにが含まれているのかご存知でしょうか?チョコレートがなにで出来ているかを知ることで、効果をより実感できるのです。
●カカオマス
チョコレートの原料となる、カカオ。ここからとった種子を発酵させ、水洗いします。それを乾燥させ、皮と胚芽を取り除き、焙煎、スリ潰しの工程を経てペースト状になったものがカカオマスです。これが主なチョコレートの原料になります。
●ココアパウダー
さきに書いたカカオマスを圧搾して、カカオバターと呼ばれる脂肪分を除き、粉末にしたもの。ホットココアなどは、このココアパウダーに砂糖などを追加して甘さをプラスした飲み物になります。
●ポリフェノール
ガンや動脈効果などを引き起こす活性酸素の発生や働きを抑える抗酸化物質です。カカオに含まれており、様々な工程を経てもまだ残っているという優れもの。
チョコレートの嬉しい効果
さて、ではチョコレートにはどんな嬉しい効果があるのでしょうか?
1つは、精神的安定をもたらしてくれること。
イライラした時には甘いものがいいとは聞きますが、その筆頭がチョコレート。心のストレスにも、身体のストレスにも、どっちにも効くんだとか。
その理由は、カカオに含まれており、チョコレートの苦味成分である「テオプロミン」という物質の働きです。ストレスがたまると、幸福感を高めるセロトニンが減っていき、余計にイライラが溜まっていきます。テオプロミンにはこの減少しているセロトニンを助ける作用があるため、チョコレートを食べるだけで気持ちもだんだんと落ち着いていくのです。
またポリフェノールも、リラックス効果があり、緊張を和らげる働きを持っています。実証実験も行われ、「身体的・心理的ストレスに対する適応力が、ポリフェノールには見られた」と照明されているんだとか。ストレスは判断力や思考力を鈍らせてしまいますから、頭をクリアにしたい時にもオススメです。