5歳くらいまでの女の子は、もともと可愛らしいので、髪型はどんな風でも許されてしまうところもありますが、やはりママとしては可愛く整えてあげたいですよね。

まだ小さいうちはセルフカットが普通ですが「ちょっと自信がない」「失敗した経験がある」といったママもいるのでは?

そんなときはプロに聞くべし! ということで、女の子のセルフカット術をキッズ専門ヘアサロンZUSSO KIDS(ズッソ キッズ)新宿髙島屋店のスタイリスト山田ゆかりさんに伝授してもらいました!

女の子のセルフカットのよくある失敗!対処法は?

まずは、ママが女の子のセルフカットをしているとよくある失敗それぞれについて、対処法を教えてもらいました!

髪を切りすぎた!

スタイリストの山田さん(以下、山田)「切りすぎた場合は伸ばすしかありませんが、もし前髪の量を増やしても良ければ、多少、上のほうの毛を前髪にするように、上からかぶせて長く見せることは可能です。

ただ、ご自身でやるとさらに失敗することがありますので、ここはプロにまかせたほうが無難です」

左右非対称になっちゃった!

山田「非対称になってしまった場合は、短いほうに合わせてカットします。髪の毛を額の真ん中に寄せ、持ってカットしていくと自然なラウンドになり、非対称になりにくいですよ。

左右の長さをそろえながら切るためには、初めから横の髪、後ろの髪と分けてピンなどでとめ、さらに2から3分割して襟足の髪から順に上にカットしていきます。その際に左右の長さが同じか確認しながらカットするときれいに仕上がります。

ポイントは、髪の毛を分割して少しずつ、確認しながらカットしていくことです」

前髪の切り口が一直線でカッコ悪い!

山田「すきばさみをお持ちでしたら、毛先に縦に入れてカットすると自然にぼかすことができます。

ない場合は、カットする際に、お子様の後ろから前髪を前方に毛先を向けて、床と平行くらいに持ち上げたままカットすると、自然にシャギー感が出ます」

前髪の量が増えちゃった!

山田「カット中、前に落ちてくる髪をどんどん切ってしまうと前髪の量が増えてしまうので、横の髪や伸ばし中の髪などのカットしない髪の毛はピンなどで止めてカットしましょう。

また、かなり伸びてからのカットは失敗しやすいので、少し伸びたら少しだけカットするのが失敗しにくい秘訣です」