小さな子どものいる家庭では、朝は時間との戦い。
子どもを起こして、朝食を食べさせたり着替えさせたりしつつ、働くママなら、自分自身の身支度も整えなければなりません。
どうすればスムーズに子どもたちを園や学校に送り出せるのかと、頭を悩ませているママも多いことでしょう。
そこで今回は、先輩ママたちの「朝の時短術」を調査!ママたちはさまざまなワザや工夫を教えてくれましたが、時間に迫られて選んだ手段ゆえに、「うちではアリ!」「私は絶対やらない」と意見が分かれるものも。
それぞれ、OK派の声とともに、NG派の声、ちょっと違う視点からの意見やアイデアも交えながら紹介していきます。
困ったときは「ごはんもの」で!
OK派の声
- 「うっかり寝坊したときは、冷凍ごはんをチンして、子どもはお茶漬け、私は卵かけごはんにしています」
- 「子どもが自分で食べられるよう、鮭やシラス、野沢菜などの具材を入れておにぎりにすることが多いです」
- 「朝はとにかく毎日、納豆ごはん!余裕があればおかずや味噌汁も用意しますが、納豆ごはんオンリーのこともしょっちゅうです」
朝食の時短メニューとして特に多く挙がったのが、卵かけごはんや納豆ごはん、お茶漬け、おにぎりなどの「ごはんもの」。乳幼児には、ごはんが好きな子が多いですし、ささっと用意できて、食べやすさも満点なんですよね。
「納豆ごはんだけなんて、うちだけかな…」と思っていたママは、ご安心を。おかずナシでごはんものオンリーで済ませるママもけっこういるみたいですよ!
「ごはんものだけ」はNG?
ただし一方では、「必ずおかずも用意する」という「ごはんものオンリーNG」派も……。
- 「ごはんにすると、必ず子どもが何かしらおかずをほしがります。といってもフライパンを使わずハム、チーズ、トマトを付け足すくらいですが」
- 「基本的に朝食には、主食・たんぱく質・野菜をセットで食べさせています。夜が外食やテイクアウトで多少いい加減になっても、朝ちゃんと食べてるし…と言い訳ができるので」
「子どもがおかずをほしがる」というママの声が出ましたが、たしかに「ごはんものオンリー」を連発すると、子どもから文句が出ることもありそう。
「夕食のことを考えて朝はちゃんと食べさせる」というママの意見にも納得。ママの帰りが遅めで、夕食が手抜きになりがちなら、朝はなるべく頑張っておいた方がいいかもしれません。
時間がかかる味噌汁・スープは省略!
OK派の声
- 「朝食は基本的に前の日の夕食の残り物や納豆、卵などの簡単なおかずに、ごはんを出すだけです。お味噌汁が残っていれば出すけど、わざわざ早起きしてつくる余裕はない!」
- 「味噌汁やスープは、熱いのを冷ますのに時間がかかるし、子どもが全部飲みきるのにも時間がかかるので、朝はほとんど出しません」
上記のように、ごはんとおかずは用意するけれど、味噌汁やスープなどの汁物は用意しないというママもいました。
つくるのに手間がかかる上、子どもが食べるのに時間がかかるというのが主な理由のよう。
超時短で用意するアイデアも!
一方で、うまく時短で汁物を用意しているママもいました。
- 「子どもが急に汁物をほしがったときは、フリーズドライの卵スープなど、インスタントスープを出すこともあります」
- 「和食のときは、ダシ入りの液体味噌を活用します。もずくをお椀に入れて、味噌とお湯を注ぐだけで『もずく味噌汁』のできあがり。子どもは麺が好きなのですが、もずくが麺のようで、よく食べてくれます」
なるほど、インスタントや液体味噌を活用すれば、簡単で時間もかかりませんね。特に寒い季節には、温かい汁物がほしい日もあるので、覚えておきたいワザです。