朝、布団からなかなか出られずグズグズして起きられない子どもは多いですね。

特に冬場は布団の中と室内の温度差が激しいため、温かくて気持ちよく快適な布団から出られない気持ちは分からないでもありません。

しかしいつまでも布団でグズグズしていては、園や学校に遅刻してしまいます。そのため、遅刻ぎりぎりの時間になっても起きない我が子に「早く起きなさい!」と大きな声で怒鳴っているママは少なくありません。

子どもが自発的に、気持ちよく起きてくれる秘策はないのでしょうか。

そこで今回は、ママ達のネット上の書き込みを参考に、毎朝起きられない子どもが自発的に起きられるようになるために、ママ達がとっている対策についてご紹介します。

朝起きられない子どもにママ達がとっている対策は?

朝日で自然に目覚めるよう、カーテンを閉めずに寝かせる

冬は日の出も遅く、カーテンを閉めないと部屋が寒くなってしまうため実行するのは難しいですが、なるべく朝日の光で自然に目覚めるよう、カーテンを閉めずに寝かせるという方法。

人間に備わっている体内時計に働きかけるように、体に日の光を浴びせれば、自然に起きられるようになるという意見がありました。

寒さ対策を万全に!

冬場は室内の温度が低いため、温かくて快適な布団からなかなか出られない子どもは多いものです。布団の中の温度と室内の気温差を少なくしたら意外とすんなり起きられるようになったというママもいました。

「起きる=寒くて嫌」とならない対策が効果的なようで、子どもが目覚める30分くらい前にはエアコンのスイッチをONにすると良いようです。

寝る前にスマホやTVゲームを禁止する

人間の体はストレスが多ければ多いほど、それを解消するための睡眠時間が必要です。起きられない原因はストレスを解消するための睡眠時間が不足していて、ストレスを解消しきれないからだといいます。

子どものストレスに大きく影響するものが、スマホやTVゲームなどの映像機器から受けるストレスです。

映像機器は子どもに興奮や緊張を与え、寝ている間も解消しきれない状態を作り出しやすくすると言われていますから、寝る前は避けたいですね。

「起きなさい」と大きな声で怒鳴るのをやめた

「早く起きなさい!」と毎朝習慣のように怒鳴っているママは多いですね。

しかし少し考えてみてください。「~~しなさい」という言葉は人に命令をする言葉です。人は命令されるとやりたくなくなる性質を持っていることから、命令するような声掛けは逆効果であることが分かります。

また、大きな声は子どもを起こす上では効果的ですが、それが毎朝となると「うるさいな~」と受け流されるケースも多くなるようです。

それならばいっそのこと、大きな声で「起きなさい!」と怒鳴るのをやめ、「もう○時○分だよ~やばいよ~」と普通に声を掛けてあげる方が効果的かもしれませんね。