6月に入って、気温がだんだんと暑くなってきましたね!

暑くなると紫外線の量もピークになって、毎日私たちにギラギラと降り注いできます。

日焼け止めをこまめに塗ることも大切ですが、紫外線の量が増えてくる季節に意識して摂りたい栄養素といえばビタミン!

ビタミンを豊富に含む食材といって思い浮かぶものはレモンですが、レモンをたくさん食べるのはなかなか難しいですよね。

そこで今回は、紫外線を体の中から予防するために必要な栄養素や食材についてご紹介します。

紫外線対策のために摂りたい栄養素とは?

ビタミンC

ビタミンCには、活性酸素の発生を抑制する抗酸化作用があります。

さらに、お肌にハリを与えてくれるコラーゲンの合成も促進してくれます。

また美白に効果的といわれているビタミンEの吸収を促す働きもあるため、ビタミンC、Eを同時に摂取すると効果が期待できるんです。

ビタミンCは熱に弱い栄養素のため、加熱調理の際はできるだけ短時間で行うことがポイント!

特に酸味が強いもの同士で摂取するとビタミンCの吸収を高めてくれるので、イチゴ、オレンジ、キウイなどクエン酸が多いものでフルーツポンチを作るのがオススメです。

ビタミンB群

ビタミンB群には、皮膚の新陳代謝を高める、成長促進、細胞再生等の働きがあります。

特にビタミンB2は、皮膚や髪の生成補助、粘膜保護、新陳代謝の促進等、健康と美容に効果的な栄養素といわれています。

ビタミンB2は、ビタミンCと違って加熱に強い栄養素ですが、水溶性のため食材の洗い過ぎには注意が必要です。

ネギ系のものは疲労回復に役立つビタミンB1の吸収を高めるので、ビタミンB1の多い豚肉とにんにくを使った料理を食べることでパワーがつき、他の栄養素の働きもサポートしてくれます。

ビタミンE

ビタミンEは、シミ、しわの原因となる活性酸素を除去する等強力な抗酸化作用を持っています。

また、血行促進やお肌の乾燥を防ぐ効果も期待できる、とっても紫外線対策に有効な栄養素なんですよ。

ビタミンEは、油に溶ける脂溶性ビタミンのため、加熱せずそのまま摂取するのがおすすめです。

さらにビタミンCの働きにも作用を与えるため、ビタミンCと一緒に摂ることでさらに抗酸化作用が期待できます。

ビタミンEはアボカドやキウイ等に多く含まれているので、サラダなどの生で和える食事で摂取するといいですよ!

具体的にはどんな食材が紫外線対策になるの?

いちご

いちごにはビタミンCが豊富に含まれているので抗酸化作用が期待できます。

いちごなら加熱せずそのまま生で食べることができるのでおすすめです。

アボカド

アボカドは「食べる日焼け止め」といわれるほど効果が期待できるんです!

ビタミンEやβ-カロテンを豊富に含むため、日焼けによるダメージ肌の回復を促す効果が期待できます。食物繊維やミネラルも豊富です。

パプリカ(特に赤)

パプリカには、メラニン色素を抑制する効果が期待できるビタミンCが豊富に含まれています。

にんじん

人参はβ-カロテンを豊富に含んでおり、強力な抗酸化作用があります。

カリウムの代謝を促進し、リンパの流れを改善することで老廃物の排泄がスムーズになります。

トマト

トマトは、美白効果が期待できるビタミンA、C、Eが豊富に含まれています。

さらに、老化やしみを防ぐリコピンも豊富に含まれています。

スイカ

スイカには、リコピン、ビタミンC、β-カロテンが含まれています。

さらにスイカには、新陳代謝を促進し、細胞の回復を早める効果が期待できるスーパーアミノ酸も含まれています。

暑い季節でも食べやすく、おすすめです!

上記に加えて、ブロッコリー、さつまいも、かぼちゃ、アーモンド、レバー、パパイヤ、小松菜、ザクロ等も紫外線から肌を守る効果が期待できます。