ピンチの味方、「菓子パン」上等!

OK派の声

  • 「仕事の関係で早めに出なければいけない日は、前日にパン屋さんで子どもの好きなドーナツやメロンパンを買っておいて、それと牛乳を出すだけで済ませます」
  • 「時間がないときは菓子パンもアリです。たまに菓子パンだからって病気になるわけじゃなし、自分で進んで食べてくれるし、欠食するよりイイ」

調理が一切要らず、すぐにパクパク食べられる菓子パンは、超時短のお助けアイテム。大半のママが、「時間がないときはアリ」と肯定的でした。

といっても、菓子パンが毎日食卓に並ぶわけではなく、あくまで急ぐときや寝坊してピンチのときの奥の手として使われているようです。

NG派の声

一方、下記のような理由で、菓子パンを朝食には出さないというママも。

  • 「菓子パンだとすぐお腹がすきそうで心配」
  • 「自分自身が甘いものが苦手だから、思いついたことがなかった」
  • 「子どもが意外と食べたがらないので、あまり出番がありません」

元NG派の声

また、中学生以上の子を持つ先輩ママからは、こんな声も挙がりました。

  • 「子どもが小さい頃は必ず朝食を作っていましたが、中学高校と大きくなるにつれて、家を出る時間が早くなり、だんだん手抜きに……。いつの間にか菓子パンもアリになってしまいました」

このように、子どもの成長とともに、菓子パンNG派からOK派に変化するケースもあるようです。

パジャマは着たままごはん

OK派の声

  • 「着替えてからごはんにすると、そんな日に限って食べ物や飲み物をこぼして汚すから、時短のためにも、汚れてもいいようにパジャマのままで食べさせています」
  • 「お気に入りの服を着たのに朝食で汚して着替えることになり、もう幼稚園に行きたくないとゴネられたことがあったので、パジャマのまま食べて、着替えるようにしていました」

パジャマのままでごはんを食べるのはお行儀が悪いイメージもあります。が、先輩ママのほとんどが、時短のために、子どもにはパジャマ姿のままでごはんを食べさせていました。

普段着に着替えてから朝食を食べるのが理想ではありますが、現実的にはなかなか難しいですよね。

元NG派の声

なかには「小さい頃は、起きたらまず着替えさせていました。パジャマで食べるのは、お休みの日くらい」という声もありましたが、このママも、結局子どもが中学生になり制服になってからは、汚さないように、食べてから着替えるようになったそう。

その他の時短アイデア

そのほかに、こんな工夫・アイデアも寄せられました。

  • 「栄養バランスのとれた朝食を心がけていますが、子どもの食欲がイマイチで野菜をちまちま食べるのが難しそうなときは、野菜ジュースを飲ませます。食欲がなくても水分はとれるので」
  • 「朝、ごはんがないときには、めんつゆでパパッと具なしにゅうめんをつくっています。そうめんはゆで時間が短いから、朝食や風邪で食欲ないときに重宝します」
  • 「うちの子は、食パンを縦に6本くらいに細く切りトースターでカリカリに焼いて出すと、ジャムをつけて喜んで食べてくれます。もっと小さな頃には、ホットケーキを焼いて冷凍しておいて、チンして食べさせていたこともありました」

いわれてみるとどれも簡単ですが、「そんな手もあったか!」という気づきもあったのでは?野菜不足が気になるとき、朝食メニューのレパートリーが尽きてしまったときに試せそうです。

まとめ

以上、先輩ママたちに聞いたさまざまな朝の時短術を紹介しました。

ママの考え方やライフスタイル、その日・その時期の状況に応じて、いろいろなワザをうまく使い分けるといいのかもしれません。

いつもバタバタしてしまうママは、先輩ママたちの声を参考に、自分に合う朝の時短術を見つけてくださいね。

京都在住ライター。私大文学部を卒業し、会社勤めを経てフリーライターに。東京都内で活動した後に、京都市左京区に引っ越し出産。その後は京都で子育てをしながらライター業を続ける。インタビュー・取材記事をはじめ、カルチャー、ヘルスケア、生活などのジャンルで幅広く執筆。